小学校プログラミング教育の指導案集、文科省が公開

 文部科学省は2019年10月3日、「小学校プログラミング教育に関する指導案集」を教育の情報化の推進Webサイトに掲載した。15の指導案が132ページにわたって紹介されている。

教育ICT 先生
 文部科学省は2019年10月3日、「小学校プログラミング教育に関する指導案集」を教育の情報化の推進Webサイトに掲載した。15の指導案が132ページにわたって紹介されている。

 2017年3月に公示された小学校の新学習指導要領では、各教科等の特質に応じて、プログラミングを体験しながらコンピューターに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動を計画的に実施することが明記された。

 2020年度からの小学校プログラミング教育の実施を前に、文部科学省は教員向けに「小学校プログラミング教育に関する指導案集」を取りまとめた。学校現場で円滑にプログラミング教育を進めるための参考となるよう、学校や教員などの協力を得て、実際に授業実践を行いながら内容を検討したという。

 指導案集は、「プログラミングが社会でどのように活用されているか」に焦点を当て、「総合的な学習の時間」での活用を想定し、未来の学びコンソーシアムと民間企業、有識者が連携して作成した。指導案は、「プログラミングを生かしてよりよい生活に」「地域活性化のために、新しい表現方法で町を紹介しよう」など15項目にわたる。

 たとえば、指導案「プログラミングを生かしてよりよい生活に」は、小学校5年生の社会科・我が国の工業生産についての学習、6年生の理科・電気の利用に関連し、ダンボールを用いて作られたプログラミング教育用ロボット「embot(エムボット)」を教材として、さまざまな課題に取り組む。

 小学校プログラミング教育に関する指導案集が、プログラミング教育に取り組もうとしている学校や教員の参考になることが期待される。

◆小学校プログラミング教育に関する指導案一覧
1.プログラミングの基礎を学んで、地域の課題を解決するアプリケーションをデザインしよう
2.プログラミングを生かしてよりよい生活に
3.AIとプログラミングで、身近な課題を解決しよう
4.地域の魅力を発信しよう!
5.私たちの生活を豊かにする未来の宅配便
6.みんなの家!未来の家!
7.地域の魅力を伝えよう!私たちの街大好きプロジェクト!
8.地域の魅力発信アプリを開発して、商店街を盛り上げよう!
9.私たちの生活と、自動車の未来を考えよう
10.私たちの生活を支える郵便局の仕事
11.スポーツとデータ分析。地域スポーツチームを応援しよう
12.自動化の進展とそれに伴う自分たちの生活の変化を考えよう
13.私たちの生活を豊かにする未来の宅配便
14.見つけよう 伝えよう わたしたちのまちの魅力
15.地域活性化のために、新しい表現方法で町を紹介しよう
《工藤めぐみ》

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