【大学受験2020】受験校決定のポイントを紹介、河合塾

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2019年11月6日、「受験校決定のポイント」を掲載した。入試本番で実力が発揮できるよう、受験校の決め方や受験スケジュールの立て方などをアドバイスしているほか、受験校の比較検討に役立つ「サクセスプラン」も提供している。

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受験校決定のポイント
  • 受験校決定のポイント
  • サクセスプラン(科目編)
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 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2019年11月6日、「受験校決定のポイント」を掲載した。入試本番で実力が発揮できるよう、受験校の決め方や受験スケジュールの立て方などをアドバイスしているほか、受験校の比較検討に役立つ「サクセスプラン」も提供している。

 河合塾によると、大学受験で大切なことは目標を見失わないこと。受験校を選ぶ際には、第1志望校の入試でそれまでの努力を最大限に生かせるよう、併願校をしっかり検討しておく必要がある。第1志望校より先に併願校を受験することで、入試独特の緊張感に慣れておくことができるほか、1校でも合格を手にすることで気持ちに余裕が生まれ、落ち着いて第1志望校の入試を迎えることができるという。

 「受験校決定のポイント」では、「受験校を決めよう」「受験スケジュールを立てよう」と題してポイントを解説している。受験校決定については、受験校数をある程度しぼり、ひとつひとつの入試に全力を注げるようにするため、チャレンジ校1~2校、実力相応校2~3校、安全校1~2校の「ダイヤモンド受験」を目安に検討するよう勧めている。

 併願校の入試科目が第1志望校と大きく異なると、併願校の対策に時間を取られ、第1志望校の対策に支障をきたしかねないため、併願校には第1志望校の入試科目を利用して受験できる大学・入試方式を検討するとよい。各大学のさまざまな入試制度をうまく活用することで、入試科目をそろえて負担を小さく、得意科目の配点は高く、受験料はなるべく抑える「賢い」受験が第一志望校合格につながるという。

 受験スケジュールについては、本番の入試は予想以上に体力を使うことから「連続受験は3日まで」とアドバイス。また、初めての入試は緊張して実力を発揮できないことがあることから、「安全校→実力相応校→チャレンジ校」の順に入試難易度を右肩上がりに受験できるのが理想。大学に合格すると手続日までに入学金を納めないと入学資格を失うことから、スケジュールを立てる際には、なるべく無駄な出費が抑えられるよう、合格発表日と第1次手続締切日の関係にも注意が必要だという。

 Kei-Netでは、受験校を比較検討する際に役立つ記入用紙「サクセスプラン」も用意。各大学の入試科目やボーダーラインが記入できる「科目編」、各大学の出願締切日・試験日・合格発表日・手続締切日が記入できる「スケジュール編」があり、Webサイトからダウンロードして活用することができる。
《奥山直美》

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