育休中の夫の3人に1人、1日の家事・育児2時間以下…ママリ

 情報アプリ「ママリ」を提供しているコネヒトは2019年11月21日、「パパの育休の過ごし方を考える」冊子を制作・配布するため、クラウドファンディングを開始した。

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1日あたりの育休中の夫(パートナー)の家事・育児時間
  • 1日あたりの育休中の夫(パートナー)の家事・育児時間
  • 家事や育児の役割分担に「とても納得できている」か「まあまあできている」人の割合
  • 「パパの育休の過ごし方を考える」冊子のイメージ
 情報アプリ「ママリ」を提供しているコネヒトは2019年11月21日、「パパの育休の過ごし方を考える」冊子を制作・配布するため、クラウドファンディングを開始した。

 「男性の育休取得」の推進機運が高まる中、「育休の量=育休取得率・取得期間」に加え、「育休の質=育休中の過ごし方」にも課題があると考え、「パパの育休の過ごし方を考える」ための冊子を作成し、取り組みに賛同した自治体の窓口で、年間出生数の10%以上にあたる10万部の配布を目指すという。

 昨今「男性の育休取得」の推進機運が高まっているが、「ママリ」内に日々集まる投稿の中には、夫(パートナー)の育休取得に対する否定的な声も多く見られることから、冊子制作に至ったという。

 ユーザーの声としては、「育休前は『休みに入ったらがんばる!』と言ってたわりに毎日お昼近くまで寝て、ときにはお昼寝もして、夜眠くないからってまたテレビ見て夜更かししたり、子どもが泣いててもスマホやテレビの画面見ながら声掛けてるだけだったり…。育休中でおうちに旦那はいるのに、なんだか私がひとりでバタバタしていてそれが嫌。」という現状の不満や、「まもなく旦那が育休に入るので、育児負担が減るのは期待してるのですが、家事負担が増えてしまう気がしてしまい不安。結局身体的にきついのに変わりないのではないだろうか。」といった、夫が常に家庭内にいることで、子どもの世話に加えてさらに家事が増えるのではといった不安の声があるようだ。

 「育休の過ごし方」について、コネヒトが日本財団と共同で行った調査(子どもが1人以上いる全国の母親対象)によると、「育休の過ごし方」が夫婦の家事・育児役割分担納得度などにつながるとしている。

 「育休中の夫の家事および育児時間は1日合計どの程度でしたか?」の質問に対して、2時間以下と回答した方が32.3%となり、育休中の夫の約3人に1人が家事・育児に費やす時間が、1日あたりわずか2時間以下という結果となった。

 「ご自身と夫で家事や育児の役割分担は、双方納得できるカタチでできていると思いますか?」の質問に対して、「とても納得できている」または「まあまあ納得できている」と回答した割合が、「育休中の夫の家事・育児時間が1日あたり5時間超」だと93.2%、「育休中の夫の家事・育児時間が1日あたり2時間以下」だと48.8%、「育休取得せず」だと58.0%と、「育休中の夫の家事・育児時間が1日あたり2時間以下」がもっとも家事・育児の役割分担納得度が低い結果となっている。調査結果の全データは12月上旬に公開予定。

 「パパの育休の過ごし方を考える」ための冊子は、クラウドファンディングプラットフォーム「GoodMorning」にてクラウドファンディングを開始。今回の取組みは、KDDI、GoodMorningと連携し「子育て」領域の社会課題に取り組む第1弾で、今後も「子育て」領域の課題を解決すべく、3社連携し取組みを進めていくとしている。
《田口さとみ》

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