【大学受験2021】上智大、外国語外部試験利用法変更へ

 上智大学は2019年12月6日、2021年度一般選抜制度の変更点を公表した。一般選抜(共通テスト利用型)は、外国語外部検定試験結果の提出を必須としていたが不要になり、一般選抜(学部学科試験・共通テスト併用型)は任意提出となる。

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3つの一般選抜方式
  • 3つの一般選抜方式
  • 外国語検定試験結果の有効期間
  • CEFRレベルに応じたバンドスコア対照表
  • 受験生サイト
 上智大学は2019年12月6日、2021年度一般選抜制度の変更点を公表した。一般選抜(共通テスト利用型)は、外国語外部検定試験結果の提出を必須としていたが不要になり、一般選抜(学部学科試験・共通テスト併用型)は任意提出となる。

 文部科学省の2021年度大学入学者選抜における英語民間試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」導入の見送り・延期を受け、すでに公表していた一般選抜の外国語外部検定試験活用方法について一部変更する。ただし、一般選抜(TEAPスコア利用型)に変更はない。

 一般選抜(学部学科試験・共通テスト併用型)は、外国語外部検定試験結果の提出を必須としていたが任意提出とする。任意で提出した外国語外部検定試験結果はCEFRレベルごとに得点化し、大学入学共通テストの外国語の得点に加点。ただし、加点後の得点は、大学入学共通テストの外国語の満点を上限とする。

 一般選抜(共通テスト利用型)は、外国語外部検定試験結果の提出を必須としていたが、不要とする。ただし、CEFRレベルB2以上の結果を提出した場合は、共通テストの外国語において、「みなし得点」として利用可能。大学入学共通テストの外国語の得点とみなし得点のいずれか高得点を合否判定に採用する。

 これに伴い利用可能な外国語外部検定試験や有効期間を一部変更する。英検、ケンブリッジ英検は2018年度、2019年度、2020年度に受験したもの。TEAP、TEAP CBTは2019年度、2020年度に受験したもの。TOEFL iBT、IELTS、GTEC、TCF(フランス語)は出願書類提出期限より遡って2年以内に受験したもの。ドイツ語・フランス語のTCF以外の各検定試験は、出願書類提出期限より遡って3年以内に受験したものとする。

 2021年度一般選抜制度の特徴をまとめると、合格のチャンスが広がる3つの一般選抜方式となる。1つは、独自の英語試験は実施せず、代替としてTEAPまたはTEAP CBTのスコアを利用する「TEAPスコア利用型(全学統一日程入試)」。指定された受験科目が共通していれば、一度の試験で、複数の学部・学科の併願が可能となる。

 2つ目は「学部学科試験・共通テスト併用型」。大学入学共通テスト(任意提出した外国語外部検定試験結果含む)と、大学独自の学部学科試験結果で、総合的に合否判定を行う選抜方式。学部ごとに午前・午後の試験日程を設定し、4日間で8学部の試験を実施する。大学入学共通テストの選択科目、および、学部学科試験問題が共通していれば、一度の試験で学部内併願が可能。

 3つ目は「共通テスト利用型」。大学入学共通テストのみで合否判定を行う選抜方式で、指定された試験科目が共通していれば、複数の学部・学科の併願が可能となる。英語外部検定試験結果の提出は基本的に不要となる。

 今後、文部科学省より新たな方針などが示され、入学選抜制度に影響をおよぼす場合は変更する可能性がある。その場合は、速やかにWebサイトで公表する。
《田中志実》

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