ドラえもん50周年を記念して、2019年11月27日に「ドラえもん0(ゼロ)巻」が発売された。12月25日出来重版で、累計40万部を突破。全国約3,000軒の書店で12月28日から、大型「てんコミドラステッカー」をプレゼントするフェアを開催する。 「ドラえもん」は、小学館の「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」「小学二年生」「小学三年生」「小学四年生」の雑誌6誌の1970年1月号で連載がスタートした。「ドラえもん0巻」は、各雑誌の対象読者別に描きわけられた6種類の第1話を、掲載時ほぼそのままに収録。 また、藤子・F・不二雄先生が、連載開始号の前号に掲載する予告ページの締切りまでに作品のアイデアが思いつかず、「出た!」というフキダシで主人公の姿を描かずに告知したものと言われている「ドラえもん 伝説の予告ページ」も当時の状態で収録している。 「ドラえもん0巻」は発売前から大きな話題となり、2度の発売前重版が決定。その後も版を重ね、12月25日出来重版で累計40万部を突破した。全国の書店では「ドラえもん0巻」発売を受けて、大々的に「ドラえもん」コーナーが設けられており、「ドラえもん」既刊1巻から45巻の売行きも好調だという。 そのため、「ドラえもん」既刊も緊急大重版を決定。全巻一斉重版の実施は2013年以来6年ぶりとなる。12月28日からは全国約3,000軒のフェア参加書店で「ドラえもん」1巻から45巻購入者に、大型「てんコミドラステッカー(全45種)」をプレゼントするフェアを開催する。フェアの詳細と参加書店リストは、ドラえもん公式サイト「ドラえもんチャンネル」で確認できる。