国公立大学医学部<後期>入試の3年間の倍率推移…最高は40.1倍

 東大螢雪会の2019年度国公立大学医学部入試結果をもとに、2019年度入試で受験者数の多い人気校の倍率(受験者数/最終合格者数)の変遷を追う。

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2017~2019年度国公立大学医学部後期入試受験者数上位5大学の倍率推移(グラフ)
  • 2017~2019年度国公立大学医学部後期入試受験者数上位5大学の倍率推移(グラフ)
  • 2019年度国公立大学医学部後期入試 受験者数ランキングTOP10
  • 2017~2019年度国公立大学医学部後期入試受験者数上位5大学の倍率推移
 東大螢雪会の2019年度国公立大学医学部入試結果をもとに、2019年度入試で受験者数の多い人気校の倍率(受験者数/最終合格者数)の変遷を追う。

2019年度国公立大学医学部後期受験者数ランキングTOP10…人気大学の倍率は?



 2019年度の受験者数上位は、1位から奈良県立医科大学、山梨大学、香川大学、山口大学、岐阜大学だった。

2019年度国公立大学医学部後期入試 受験者数ランキングTOP102019年度国公立大学医学部後期入試 受験者数ランキングTOP10

 この5校について、2017年から2019年までの3年分の倍率の推移は以下のとおり。

2017~2019年度国公立大学医学部後期入試受験者数上位5大学の倍率推移2017~2019年度国公立大学医学部後期入試受験者数上位5大学の倍率推移

 山口大学の倍率が38.1倍と高まったほか、奈良県立医科大学と山梨大学、岐阜大学は10倍から25倍付近で比較的安定している。香川大学は他よりも低い倍率となっている。

 グラフで見ると以下のとおり。

2017~2019年度国公立大学医学部後期入試受験者数上位5大学の倍率推移(グラフ)2017~2019年度国公立大学医学部後期入試受験者数上位5大学の倍率推移(グラフ)

 後期試験実施校のうち、もっとも倍率が高かったのは旭川医科大学で40.1倍であった。前年度の倍率が高いと翌年には下がるという隔年現象が起こることも多いため、こういった点に留意して出願校を決めてほしい。
《編集部》

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