【高校受験2020】愛知県公立高入試・Aグループ<数学>講評…標準レベル

 2020年3月5日(木)、2020年度(令和2年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Aグループの学力検査が実施されたリセマムは、京進の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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2020年度(令和2年度)愛知県公立高等学校入学者選抜<数学>講評
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 2020年3月5日(木)、2020年度(令和2年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Aグループの学力検査が実施された。2020年2月25日に発表された出願倍率(Aグループ)は、旭丘(普通 尾張1)が1.78倍、岡崎(普通)1.47倍、刈谷(普通)1.83倍など。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

愛知県公立高入試 Aグループ<数学>講評(京進 提供)



大問1 小問集合(計算・方程式・関数・確率・円と三平方の定理)〔やや易〕
大問2 小問集合(方程式・資料の整理・関数)〔標準〕
大問3 図形(円周角・相似・空間図形と三平方の定理)〔標準〕

 例年通り大問3題の構成。すべての分野から出題されている。大問1・大問2は基本から標準レベルの問題なので、確実に得点したい。大問2について、(3)は直線ABとx軸の交点をDとすると、△AOB=△ABCよりOD=DCとなることを利用する。(4)はSさんのグラフだけでなく、バスのグラフをかくことができれば、正解できるだろう。大問3について、(2)2 は∠AGFが直角になることを利用すると、AF、EFがそれぞれの円の直径になることがわかる。(3)2 は、四面体OABCの底面を△OBCとして考えると導くことができる。

 図形以外の問題は標準レベルの問題ができるようにしておくこと。図形に関して、特に相似や三平方の定理を利用する問題は、すこし難しめの問題にも取り組み、入試に対応できるようにしておきたい。

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 このレポートは2020年3月5日(木)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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