【高校受験2020】愛知県公立高入試・Aグループ<理科>講評…文章を正確に読み取る力と情報を整理する力が必要

 2020年3月5日(木)、2020年度(令和2年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Aグループの学力検査が実施された。リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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2020年度(令和2年度)愛知県公立高等学校入学者選抜・Aグループ<理科>講評
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 2020年3月5日(木)、2020年度(令和2年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Aグループの学力検査が実施された。2020年2月25日に発表された出願倍率(Aグループ)は、旭丘(普通 尾張1)が1.78倍、岡崎(普通)1.47倍、刈谷(普通)1.83倍など。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

愛知県公立高入試 Aグループ<理科>講評(京進 提供)



大問1 顕微鏡の使い方(生物) 、中和(化学) 〔標準〕
大問2 生物どうしのつながり(生物) 〔標準〕
大問3 酸化銅の還元(化学) 〔標準〕
大問4 浮力(物理) 〔標準〕
大問5 天気の変化(地学) 〔標準〕
大問6 凸レンズの像(物理)、星座の年周運動(地学) 〔標準〕

 6題の大問構成、20問の小問数は昨年と同様。

 記号選択問題が大部分を占めるが、正解を出すためには、複雑な内容の吟味や計算が必要なものがあり、知識だけでなく思考力も求められている。ここ数年Aグループで出題があった記述問題はなかった。化学式または化学反応式は毎年出題されているので、基本的なものは確実に覚えておくこと。グラフ作成も毎年出題されているので、作表の練習もしておくこと。

 大問4の浮力に関するグラフや、大問5の台風についての表はその意味を正確に理解し、細かく見る必要があり、資料を正確に読み取る力が問われた。ほとんどの大問で「実験・観察とその結果」は長めの説明文で与えられる。文章を正確に読み取る力と情報を整理する力も必要である。

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 このレポートは2020年3月5日(木)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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