【高校受験2020】愛知県公立高入試・Bグループ<社会>講評…分析力が必須

 2020年3月9日(月)、2020年度(令和2年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Bグループの学力検査が実施された。リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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2020年度(令和2年度)愛知県公立高等学校入学者選抜・Bグループ<社会>講評
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 2020年3月9日(月)、2020年度(令和2年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Bグループの学力検査が実施された。2020年2月25日に発表された出願倍率(Bグループ)は、豊田西(総合)1.72倍、時習館(普通)1.50倍など。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

愛知県公立高入試 Bグループ<社会>講評(京進 提供)



大問1 歴史「法隆寺の建造物」:世界の同時期の出来事、資料の読み取り 〔やや難〕
大問2 歴史「新渡戸稲造についての略年表」:近代史、資料の読み取り 〔標準〕
大問3 地理「近畿地方」:地形図の読み取り、資料の読み取り 〔標準〕
大問4 地理「南極」:経線の読み取り、おもな都市の日照時間、国土面積 〔やや難〕
大問5 公民「家計の消費項目割合」:年代別のライフスタイル、資料読み取り 〔やや難〕
大問6 公民「日本、アメリカ、イギリスの政治体制」:国会関連 〔標準〕

 大問6題で、歴史・地理・公民各2題ずつという構成は例年と同じ。どの分野に関しても、資料を用いた問題が多く出題されており、資料の読み取りが正しくできるという前提で選択問題が作られている。そのため“資料を正しく読み取る(分析する)力”をつけることが必須となる。また、複数の知識を組み合わせて解答する問題が出題されており、語句の暗記だけでなく、実践的な問題で練習を積んでおく必要がある。資料を分析し考えて判断する問題はボリュームがあるので、処理する時間も合わせて必要とされているのが大きな特徴である。

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 このレポートは2020年3月9日(月)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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