海を身近に感じよう、日本財団らが8つのWeb企画を開催

 日本財団「海と日本プロジェクト」は、新型コロナウイルスの影響で自宅待機を余儀なくされている子どもたちに向けた「stay home with the sea」プロジェクトを企画。「目指せ!第2のさかなクン“小さかなクン”コンクール」など、8企画をオンライン上で実施する。

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日本財団 海と日本プロジェクト「stay home with the sea」
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  • 目指せ!第2のさかなクン“小さかなクン”コンクール
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 日本財団「海と日本プロジェクト」は、新型コロナウイルスの影響で自宅待機を余儀なくされている子どもたちに向けた「stay home with the sea」プロジェクトを企画。「目指せ!第2のさかなクン“小さかなクン”コンクール」など、8企画をオンライン上で実施する。

 「海と日本プロジェクト」とは、「海の問題」を自分ごととしてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げるためのプロジェクト。次世代を担う子どもたちを中心に、多くの人の海への好奇心を喚起するため、日本財団が推進し、関係省庁や自治体、各種団体、企業、大学など産学官民の協働による海に関する多様なイベントに取り組む。

 「海と日本プロジェクト」は、子どもが自宅待機をする中で特に重要なのは「子どもの好奇心や探求心を絶やさない」「父母による家庭での学習サポート」「子どもにも家事を手伝ってもらう」の3つと考え、この3つが自宅にいながら親子でオンラインで実行できる「stay home with the sea」を用意。今は行きたくても行けない「海」を身近に感じてもらえるように、自宅にいながら楽しく学べる、スペシャル企画となっている。

 具体的には、(1)教科と海を学ぶ学習ドリル「ウミドリる」、(2)目指せ!第2のさかなクン”小さかなクン”コンクール、(3)海の食材をつかった料理を親子で楽しもう!「おうちで海ごはん」コンテスト、(4)コロナウイルスに負けるな!うみダンス!、(5)泳げ!みんなのお魚プロジェクト、(6)自宅が水族館!水族館オンライン配信、(7)挑戦!海のクイズ王!、(8)海を感じるマスク“ウミノマスク”の8つを実施。各取組みの詳細は、海と日本プロジェクトのWebサイトに掲載されている。

 たとえば、「目指せ!第2のさかなクン”小さかなクン”コンクール」は、2020年4月29日より開催。子どもたちの好奇心を刺激するため、お魚博士「さかなクン」が呼びかけ、海と魚の自由研究を募集する。優秀作品をさかなクンが選定し「小さかなクン」として認定するコンクールで、対象は小学1年生から6年生まで。

 募集テーマは、「海の環境について調べてみましょう」「お魚がとれる量がどう変わったか」「お魚をどうすれば守れるか?」「お魚をおいしく食べる方法について」の4つ。テーマを選び、専用の研究シート(もしくはA4の用紙)1枚に自由に記入する。サインペン、色鉛筆、絵の具など画材は自由で、文章・マンガ・イラスト・写真の貼り付けなども可。研究シートは、Webサイトからダウンロードできる。

 応募は2020年7月30日まで、郵送またはWebサイトにて受け付ける。作品は未発表のものに限るが、1人何点でも応募可能。さかなクンによるライブ審査会やオンライン授賞式も予定されている。
《黄金崎綾乃》

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