マイナビティーンズラボは2020年6月18日、2020年上半期のティーンが選ぶトレンドランキングを発表した。「ヒト」ランキングでは1位に俳優の佐藤健、2位はOfficial髭男dism。流行った「モノ」1位はゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」となった。 マイナビティーンズラボは、ティーンマーケティングに役立つティーンの定番や流行の情報を発信。今回の調査は、「マイナビティーンズ」メンバー186名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が4つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中から「マイナビティーンズ」会員に複数選択式アンケートを実施した。回答数は13~19歳の女性504名で、調査期間は2020年5月12日~6月3日。 流行ったヒト編では、1位に俳優の佐藤健がランクイン。ドラマ「恋はつづくよどこまでも」ではヒロインが恋するドクターを演じ、ツンデレな対応に、全国のティーンがトリコになった。2位は2019年の年間ランキング「ヒト」部門でも2位に輝いたOfficial髭男dism。過去のリリース曲もいまだに音楽サブスクリプションサービスのランキングで上位にランクインし続けている。3位は関西ジャニーズJr.内のグループ「なにわ男子」が入った。 流行ったコト編の1位はドラマ「恋はつづくよどこまでも」。主演を上白石萌音、相手役を「ヒト」ランキング1位に輝いた佐藤健が務めた胸キュンラブストーリー。2位は「おうちカフェ」。外出自粛期間中にカフェに行けないティーンが、ドリンクやスイーツを自分で手作りし、自宅でカフェ気分を味わった。SNS上には、「#おうちカフェ」とともに、手作りのドリンクやスイーツの投稿があふれた。3位は幅広い年代で話題の「鬼滅の刃」。 流行ったモノ編の1位は、ゲーム機Nintendo Switchのソフト「あつまれ どうぶつの森」。発売と外出自粛の時期が重なり、おうち時間に楽しむティーンが急増。フレンドになればお互いの島に遊びに行くことができるため、リモートでも友達と楽しむことができ、より話題となった。2位は韓国発のドリンク「ダルゴナコーヒー」。3位は「いちご飴」。2位と3位は、おしゃれで簡単に作れるというのが人気となった理由。4位は、ビデオ通話アプリ「Zoom」がランクインしている。 流行ったコトバ編の1位は「密です」。小池百合子東京都知事が新型コロナウイルス感染拡大防止のために発したコトバで、仲の良い友達同士で写真を撮って距離が近くなった時に、小池都知事のコトバを借りて「密です」とあえて敬語で言うティーンが多くいた。2位は「コロナ」、3位は「おうち時間」、4位は「恋つづ」となった。 Webサイトでは各部門10位までを掲載し、ランキングの要因を分析している。◆2020年上半期 ティーンが選ぶトレンドランキング【流行ったヒト】1位 佐藤健2位 Official髭男dism3位 なにわ男子4位 SixTONES5位 Snow Man【流行ったコト】1位 ドラマ「恋はつづくよどこまでも」2位 おうちカフェ3位 鬼滅の刃4位 Johnny's Smile Up!Project5位 月とオオカミちゃんには騙されない【流行ったモノ】1位 あつまれ どうぶつの森2位 ダルゴナコーヒー3位 いちご飴4位 Zoom5位 フルーツ飴【流行ったコトバ】1位 密です2位 コロナ3位 おうち時間4位 恋つづ5位 推しが尊い