【大学受験2021】早稲田大、コロナで試験欠席は共通テストの成績で判定

 早稲田大学は2020年7月31日、2021年度入試における新型コロナウイルス感染症対応について公表した。新型コロナウイルス感染症に罹患したことなどの理由により一般選抜を欠席せざるを得なかった人を対象に、「特例措置」を設ける。

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2021年度入試における新型コロナウイルス感染症対応について
  • 2021年度入試における新型コロナウイルス感染症対応について
  • 一般選抜における「特例措置」の概要について(一部)
  • 早稲田大学
 早稲田大学は2020年7月31日、2021年度入試における新型コロナウイルス感染症対応について公表した。新型コロナウイルス感染症に罹患したことなどの理由により一般選抜を欠席せざるを得なかった人を対象に、「特例措置」を設ける。

 早稲田大学は、2021年度一般選抜では、新型コロナウイルス感染症に罹患したことなどの理由により一般選抜を欠席せざるを得なかった人には「特例措置」として、全学部において大学入学共通テストの成績を用いて合否判定を行うこととし、大学に来場しての受験は不要とする。

 なお、「特例措置」の適用を受けるためには、一般選抜(2021年2月)に先立ち、大学入学共通テストの出願および受験が必要となる。「特例措置」として課す大学入学共通テストの科目についてはWebサイトに掲載しており、各科目の配点や各学部における合格者発表日などの情報は、2020年11月中に公表する。

 また、大学入学共通テストの日程複数化、特例追試験の設定への対応として、一部学部で合格者発表日を変更するほか、共通テストを特例追試験で受験した人のための合格者発表日を追加する。学部別でみると、政治経済学部の共通テスト利用入試(共通テストのみ方式)の合格者発表は2月8日から2月15日に変更し、共通テストの特例追試験受験者の合格発表は2月28日とする。

 法学部の一般選抜の合格発表を2月22日から2月24日に、共通テスト利用入試(共通テストのみ方式)の合格発表日は2月6日から2月13日に変更する。共通テストの特例追試験受験者の合格発表は2月24日とする。社会科学部は、共通テスト利用入試(共通テストのみ方式)の合格発表日を2月6日から2月13日に変更し、共通テストの特例追試験受験者の合格発表は3月13日とする。

 文化構想学部の一般選抜・一般選抜(共通テスト利用方式)の発表日は2月20日に変更はなく、共通テストの特例追試験受験者の発表日は2月26日。人間科学部の一般選抜(共通テスト+数学選抜方式)と共通テスト利用入試(共通テストのみ方式)の発表日は、2月15日から2月17日に変更し、共通テストの特例追試験受験者の発表日は2月27日とする。

 スポーツ科学部の共通テスト利用入試(共通テストのみ方式)・共通テスト利用入試(共通テスト+競技歴方式)の合格発表は、2月16日に変更はなく、共通テストの特例追試験受験者の発表は3月3日に行う。国際教養学部の合格発表は2月21日に変更はなく、共通テストの特例追試験受験者の発表日は後日決定する。なお、全学部において試験日に変更はない。

 そのほか、新思考入試(地域連携型)や社会科学部「グローバル入試」、国際教養学部「AO入試(4月入学・国内選考)」、文化構想学部「Global Studies in Japanese Cultures Program(JCulP:国際日本文化論プログラム)日本学生入試」、創造理工学部「早稲田建築AO入試(創成入試)」などの総合型選抜でも出願期間・合格者発表日が変更になる。詳細はWebサイトに掲載している。
《田中志実》

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