YouTubeの教育動画検索サイトがアプリ「okke オッケ!」リリース

 東京大学出身者によるユニット「SpesDen」が、高校生がいつでもどこでも1人で自立学習ができるようにと開発した「okedou」と「okedic」。このほど、ユーザーの声からアプリ「okke オッケ!」をリリースした。

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アプリ「okke オッケ!」
  • アプリ「okke オッケ!」
  • iOS版アプリ「okke オッケ!」
  • 「okedou」(オケドウ)
  • 「okedic」(オケディク)
 東京大学出身者によるユニット「SpesDen」が、高校生がいつでもどこでも1人で自立学習ができるようにと開発した「okedou」と「okedic」。このほど、ユーザーの声からアプリ「okke オッケ!」をリリースした。

 YouTube上には優良な学習コンテンツが数多く公開されているが、ほかの情報にもアクセスしやすく勉強以外の誘惑も多いのが難点。そこで、YouTubeを利用した教育プラットフォーム「okedou/okedic」を開発、2020年2月からサービスを開始した。勉強のコンテンツのみを集約した検索サービスを提供する「okedou」(オケドウ)は、授業動画の簡単検索サービスで、レベル別・単元別・用途別に絞り込み検索が可能。「ほかの関係ない動画をついつい見てしまう」「自分にあった授業動画がなかなか見つからない」といった悩みを解決する。

 「okedic」(オケディク)は、公式や用語の検索サービス。わからないことをピンポイントに確認できるデジタル辞書で、「教科書では知りたいことを探すのに時間が掛かる」「インターネットのページの内容は専門的すぎる」といった悩みに対応する。これら2つの学び方の情報が得られるサイト「okenavi」も公開している。

 高校生が「okedou」と「okedic」を使用する中で、「アプリだともっと勉強しやすい」という声があり、今回、アプリ「okke オッケ!」をリリースすることになった。「okedou」の動画と「okedic」の辞書を、オールインワンで検索できるようにしたほか、動画選びに困る高校生のために、単元ごとや大学ごとの動画まとめ記事なども見られるようになっている。

 アプリ「okke オッケ!」はiOS版とAndroid版があり、無料でダウンロードできる。「SpesDen」は、受験を控えてYouTubeを開きたくないけれども、受験の役に立つ動画を見たい高校生や、冬休み中に自宅で宿題・復習・先取りに取り組む高校生、またその保護者などに役立ててほしいという。
《田中志実》

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