「先の見えない不透明さ」親世代の75%が日本の教育に不安

 STEAM教育専門メディア「STEAM JAPAN」によると、親世代の4人に3人が現在の日本の教育に不安をもち、「先の見えない不透明さ」にもっとも不安をもっていることがわかった。世帯年収1,000万円以上の家庭では、グローバル化や教育への不安がより高い傾向にあった。

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 STEAM教育専門メディア「STEAM JAPAN」によると、親世代の4人に3人が現在の日本の教育に不安をもち、「先の見えない不透明さ」にもっとも不安をもっていることがわかった。世帯年収1,000万円以上の家庭では、グローバル化や教育への不安がより高い傾向にあった。

 「子どもの教育に関する調査」は、STEAM JAPANを運営するBarbara Poolが2020年8月、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で5~15歳の子どもと同居している25歳~69歳の男女7,119人を対象に実施した。

 現在の日本の教育に対する不安はあるかとの質問に対し、「非常にある」22%、「ある」52%で、全体の約75%が現在の日本の教育を不安視していた。

 不安に感じていることは、「先の見えない不透明さ」をあげる人がもっとも多く、次点の「子どもがグローバル社会を生き抜ける人材になるか」とともに4割を超えた。

 子育て・教育をするうえで欲しい情報については、「他の家庭での教育方法」をあげる人が約3割ともっとも多く、ついで「おすすめの学習塾や教育関連施設」「地元の学校の治安」「教育に関する現在の流行」が上位にあがった。

 STEAM JAPANによると、世帯年収1,000万円以上の層の回答傾向は、全体と比較して子育てに関してグローバル化やデジタル化へ関心が強く、不安に感じていることについては「 子どもがグローバル社会を生き抜ける人材になるか」をあげる人が52.1%と最多だった。

 また、「時代の変化に強い人材になるか」や「日本の学校教育にまかせてよいか」を不安にあげる割合が全体と比較して高かった。

 科学・技術・工学・芸術・数学の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念である「STEAM教育」の認知度を調べたところ、全体の74%がまだ知らなかった。

 「STEAM教育」についての説明文を提示後は、45%が興味関心を示し、64%が子どもの将来にとって必要な教育だと回答。認知度にはまだまだ課題がある反面、理解さえ得られれば「子どもの教育に必要」と考える人が多いことがわかった。
《勝田綾》

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