解答速報を行う中学受験塾
受験生や未来の受験生に向け、入試当日から解答速報を行う中学受験塾や最終出願倍率を紹介する。
四谷大塚
四谷大塚は特設ページ「2021年度入試 中学入試解答速報」で解答速報を掲載中。2月1日実施校のうち、問題と解答が当日に公開される予定の学校は開成、麻布、駒場東邦、桜蔭、雙葉、女子学院、武蔵、海城、渋谷教育学園渋谷、フェリス女学院、早稲田、早稲田実業の算数および理科について、問題と解答速報を掲載する予定。なお、一部の科目の閲覧には無料の会員登録が必要だ。
受験ドクター
中学受験専門の個別指導塾・家庭教師である受験ドクターでは、特設サイト「「日本一速い 日本一正しい 中学入試 解答速報」にて、2月1日入試当日に解答速報を実施。開成、桜蔭、麻布、女子学院、駒場東邦、武蔵、雙葉の男女御三家中学の算数と国語の解答を掲載予定。また、登録をするとSNS(LINE)で解答速報の最新情報を受け取ることができる。
最終出願状況・倍率
サピックスでは、「出願者数速報」で都道府県、学校種別などによる学校別の出願状況を公開している(週2回更新)。
首都圏模試センターは「出願倍率速報」で都道府県、共学区分などによる学校別出願倍率速報を公開している。
日能研も同様に、倍率速報を更新中(土曜・日曜・祝祭日以外毎日更新)。
なお、日能研の情報によると、2021年1月31日午後5時時点における倍率は、開成4.1倍、麻布2.9倍、武蔵3.7倍、駒場東邦2.7倍、桜蔭2.5倍、雙葉3.9倍、女子学院3.0倍、豊島岡女子(1回・2/2)6.9倍など。
新型コロナ感染症の影響も
2021年度の首都圏中学入試の傾向について、SAPIX(サピックス)小学部 教育情報センター本部長の広野雅明氏は「経済面や受験勉強が十分でないなどの理由から、昨年よりも受験者の総数は減る傾向にあるのではないかとみています。(中略)また、午後入試にも少なからず影響は出ると思います。2月1日の午前と午後、学校を移動して2度の試験を受けるのはやはり体力的にもハードルが上がると考え、無理のない入試日程を組む方も増えるのではないでしょうか。」とコメント。
このほか、リセマムの特集「中学受験2021」では、結果を出している進学校情報などについて、SAPIX小学部、首都圏模試センター、四谷大塚、日能研の分析を掲載している。
なお、リセマムでは同特集で今後、各校の実質倍率や最新ニュースを掲載予定。