【高校受験2021】兵庫県公立高入試<数学>講評…昨年並み

 2021年3月12日(金)、令和3年度(2021年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムでは、成学社(開成教育グループ)の協力を得て、「数学」の講評を掲載する。

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【高校受験2021】兵庫県公立高入試<数学>講評
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 2021年3月12日(金)、令和3年度(2021年度)令和3年度(2021年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。2021年3月4日に発表された全日制の志願者数は2万2,243人で、倍率は1.04倍。

 リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「数学」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

兵庫県<数学>講評
(開成教育グループ 提供)



大問1 小問集合 標準
大問2 関数・連立方程式  標準
大問3 図形 やや難
大問4 関数 標準
大問5 確率 標準
大問6 平面図形・規則性・文字式  やや難

 傾向に大きな変化はなく、昨年と同じ大問数で標準的な内容ではあった。ただし、複数単元が混合し、思考力・表現力が問われる出題があり、受験生にとっては難しく感じるものとなった。

 大問3の図形においては、(4)の体積を求める際に、(2)を利用して解いていくことに気付くことが出来たかで差がついたのではないかといえる。大問6の複合問題は問題文をしっかり読みルールを確認し、表と照らし合わせながら解いていくことが出来たかで解答率に差があった問題と思われる。全体を通して、時間配分に注意が必要であったと考えられる。

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 このレポートは令和3年3月13日(土)に開成教育グループが作成したもの。

協力:開成教育グループ
《編集部》

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