「ピンクムーン」4/27、東日本で満月見頃

 2021年4月27日は「ピンクムーン」と呼ばれる満月。ウェザーニュースによると、今夜は東日本を中心に晴れるところが多く、満月を楽しむことができそう。

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 2021年4月27日は「ピンクムーン」と呼ばれる満月。ウェザーニュースによると、今夜は東日本を中心に晴れるところが多く、満月を楽しむことができそう。

 国立天文台の4月の星空カレンダーをみると、4月27日は満月。4月の満月はピンク色の花が咲く時期にのぼることから「ピンクムーン(桃色月)」と呼ばれる。ウェザーニュースによると、4月27日午後0時31分に満月を迎え、今夜もまんまるの月を見ることができる。見頃は4月27日夕方~28日明け方で、東日本を中心に晴れるところが多く、満月を楽しめる。ただし、高気圧の後面で湿った空気の影響を受けやすい西日本と北日本日本海側では雲が多くなる。特に九州北部は雲が厚く、観測は難しくなりそう。

 月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いている。地球から見たときに太陽の光を反射している面がどこを向いているかで、三日月や上弦の月、満月など、見かけ上の形は変わる。アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に、動物や植物、季節のイベントなどさまざまな名称をつけていた。

 来月5月の満月は「フラワームーン」と呼ばれている。国立天文台によると5月26日は2021年で地球にもっとも近い満月となる。いわゆる「スーパームーン」と呼ばれ、アストロアーツによると5月26日の夕方から皆既月食が起こり、日本の広い範囲で月食の過程の大部分が見られるという。日本で皆既月食が見られるのは2018年7月以来、約3年ぶり。
《田中志実》

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