【自由研究】買い物を社会科の学習に変えるゲーム「産地収集マッピング」

 おうちで簡単に取り組むことができるゲームを、新型学習塾「a.school」(エイスクール)代表の岩田拓真氏の著書「『勉強しなさい』より『一緒にゲームしない?』」よりピックアップ。探究心を伸ばし、遊んだ結果が「学び」となる、夏休みの自由研究にもお勧め。

教育・受験 小学生
「『勉強しなさい』より『一緒にゲームしない?』」(主婦と生活社)より
  • 「『勉強しなさい』より『一緒にゲームしない?』」(主婦と生活社)より
  • 「『勉強しなさい』より『一緒にゲームしない?』」(主婦と生活社)より
 毎年夏休みに小中学生の宿題に出される「自由研究」は、考え方次第で日常生活にある身近な物事から子供の探究心が刺激され、楽しい学びの時間を創出することができる。

 ついつい親が我が子に言ってしまいがちな「宿題終わった?」「勉強してる?」という言葉を、「一緒にゲームしない?」という言葉に変え、「探究学習」のきっかけとなるゲームを、新型学習塾「a.school」(エイスクール)代表の岩田拓真氏の著書「『勉強しなさい』より『一緒にゲームしない?』」(主婦と生活社)より紹介する。子供が自ら「主体的に学ぶ子」に育つために必要なのは、ワクワク夢中になれる気持ち。夢中になって取り組み、学ぶ楽しさを知ることで自然と主体的に学ぶ姿勢が育まれていく。長い夏休み、家で手軽に実践できる学習ゲームに挑戦して、ワクワクする時間を親子で共有してみてはいかがだろうか。

家族で白熱「産地収集マッピング」



ルール


 その日スーパーで買ってきた食材の産地をおうちでチェックし、白地図に食材の名前を書き込んだり、シールを貼ったりしながら、オリジナルマップを作り「全都道府県制覇」を目指すゲーム

 長く続けていると、白地図がどんどん埋まっていくため、「次は愛知県を埋めたい!」「北陸で石川県だけがなかなか埋まらないな…」と、家族で白熱しながら地理の学びが深まります。

 自分の家で買っているもの、自分の好きな食べ物がどの都道府県産のものが多いのか、意識することで今住んでいるところ以外の都道府県に愛着が湧いたり、食材の産地、気候や風土による特産品の違いにも詳しくなります。習慣化することで学習効果が生まれるので、楽しく続けましょう。

「『勉強しなさい』より『一緒にゲームしない?』」(主婦と生活社)より
 陸地や国などの輪郭のみを線で描いた大きな白地図は、文房具店やインターネットで購入できます。

声のかけ方



「『勉強しなさい』より『一緒にゲームしない?』」(主婦と生活社)より

ポイント


●地理を覚えるだけでなく、産地の情報を調べて豆知識も書き込んでみる。
●「なぜ自分たちがその産地のものをよく買っているのか」理由を探る。
●それぞれの食材がどんな気候で育つのか考えてみる。
●野菜は赤、魚は青など、食材ごとに色の違うシールを貼ると、産地の傾向がわかり、情報整理のスキルも身につく。

この教科が伸びる:社会
地理、地域の特徴・名産、都道府県の名称・位置



こんな力がUP! 日本の地理の見方


 通常は自分の暮らしている都道府県以外、親しみを感じにくいものですが、日々食べている身近なものから産地の都道府県に興味関心を広げられます。社会(地理)の単元で「都道府県名」や「地域の名産」を教わるときも、ただの暗記でなく、この遊びの体験と結びつけて理解できるようになります。マッピングすると、「北海道はじゃがいもが育つ風土だ」など、生産地の傾向がわかり、全国各地の状況を広い視野で考察できるようになります。

応用ゲーム


 「輸入食品の産地マッピング」に挑戦! 世界地図を用意して、海外から輸入しているものの産地を世界地図に書き込んで、日本を飛び出し、世界にも思いを馳せてみましょう!

(協力:主婦と生活社)

「勉強しなさい」より「一緒にゲームしない?」:新型学習塾の最先端授業 学習×ゲーム をおうちで体験!

発行:主婦と生活社

<著者:岩田 拓真>
 株式会社a.school代表取締役校長 兼 クリエイティブ・ディレクター。成績アップや受験合格のためではなく、子どもの興味関心を広げて深める「探究学習」に特化した学習塾エイスクールを2014年に開校(東京・本郷)。また、そこで開発した探究学習プログラム「なりきりラボ(R)」「おしごと算数(R)」(グッドデザイン賞受賞)を全国50以上のパートナー校で提供している(2021年6月現在)。経済産業省、リクルート、河合塾、明光義塾、博報堂、京急電鉄など企業・行政とのコラボレーションも多数あり、新しい学びをつくり出す次世代型教育企業として注目を浴びている。京都大学総合人間学部卒、東京大学大学院工学系研究科修了(工学修士)。経営コンサルティング会社Boston Consulting Groupを経て現職。一児の父親。電車と乗り物に夢中で、自分の妄想の世界を止めどなく話し続ける息子の言動に日々癒やされている。


《編集部》

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