子育てママのストレス緩和法は…ヤフー・データソリューション調べ

 ヤフー・データソリューションがヤフーの検索データを分析した「ビッグデータから見るストレス・悩み」によると、「子育てママは20時以降に子育てブログを見ることでストレスを緩和している」傾向が見られることが明らかになった。

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「子育て 疲れた」検索前後の特徴検索キーワード
  • 「子育て 疲れた」検索前後の特徴検索キーワード
  • 悩みキーワードごとの検索時間帯

 ヤフー・データソリューションがヤフーの検索データを分析した「ビッグデータから見るストレス・悩み」によると、「子育てママは20時以降に子育てブログを見ることでストレスを緩和している」傾向が見られることが明らかになった。

 「ビッグデータから見るストレス・悩み」は、ヤフーのビッグデータを活用し、育児課題など社会課題解決の糸口となる分析を目指したもの。「子育て 疲れた」というキーワード検索を深掘りしていくと、20時以降の自分時間をどう過ごすのかが、悩みを緩和するための1つの糸口になるものと見られる。

 「子育て 疲れた」のキーワード検索が20時以降に大きく伸びている背景として、子供を寝かしつけた時間帯であることが考えられるという。一方で、他の育児関連キーワード「イヤイヤ期 対応」を見てみると、昼と夜の2つに山ができていることがわかった。忙しい中でスマートフォンを操作できる昼と夜に、急いで知りたい内容を調べていることがうかがえる。子育てママは自分自身の時間を取れていないと言える。子育てのしやすい社会を準備するために、「20時以降に頭を別のことに集中できる環境を提供する」「時間や相性の合う人同士で気軽に雑談できるような機会を作る」など、ママとしてではない自分のための時間を作れる環境づくりの必要性が見えてくる。

 さらに、「子育て 疲れた」を検索した前後の検索キーワードを探ると「子育てブログ」が検索時付近に来ていることが判明した。孤立しがちな子育てにおいて、子育てブログは「手軽に他人と共感したい、されたい」ニーズを満たす重要な役割を担っていると言えそうだ。

 なお、ヤフー・データソリューションは、ヤフーの顧客のデータを統計データとしたうえでデータの可視化や分析結果を提供するサービス。顧客からの新たな同意がない限り、個人を識別できるデータ(パーソナルデータ)を外部に提供することはない。

《安藤里恵》

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