ICU×AIU、サービス・ラーニングの覚書締結…東京・秋田で実施

 国際基督教大学(ICU)サービス・ラーニング・センターと国際教養大学(AIU)グローバル・スタディズ領域は2021年7月8日、学生のサービス・ラーニング活動に関する覚書を締結した。両大学の学生が東京都三鷹市と秋田県五城目町の2か所で合同SLプログラムを行う。

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国際基督教大学と国際教養大学、サービス・ラーニングに関する覚書を締結
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 国際基督教大学(ICU)サービス・ラーニング・センターと国際教養大学(AIU)グローバル・スタディズ領域は2021年7月8日、学生のサービス・ラーニング(SL)活動の実施に関する覚書を締結した。これにより、両大学の学生が東京都三鷹市と秋田県五城目町の2か所で合同SLプログラムを行うという。

 サービス・ラーニングは、サービスまたは自発的な社会貢献を目指すボランティア活動を通した学びを指す。社会の中のさまざま課題に対して共通の目的をもち、それに対して自分事として取り組み、課題に関する既存の知と自らの経験から得られた学びを結び付けることによって、新たな考え方、行動の仕方、自分自身のあり方を省察(リフレクション)しながら発展させる意図をもった経験的学修プログラムだという。

 ICUは2020年度より秋田県五城目町のドチャベンジャーズと提携し、2020年3月に初めて4名のICU生が五城目町での町おこしに関するSL活動に従事した。そうした経緯を踏まえ、今回、両大学は覚書を締結し、2022年3月より合同SLプログラムを始める予定。

 合同SLプログラムでは、ICU生とAIU生が協働で「まちづくり」を主要テーマとしたサービス活動を実践する。期間は3月中の30日間で、このうち2週間は三鷹市、2週間は秋田県五城目町で行う。プログラムには、ICU生8名、AIU生8名が参加予定。両大学は、合同SLプログラムを通して、国際的な2大学の学生たちが国内のローカルな視点とグローバルな視点を往還できるようになることに期待を寄せている。
《畑山望》

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