東京都は2021年10月6日から2022年2月28日まで、ひきこもりに悩む人や家族を支援するため、講演会「『ひきこもりを生きる』を支援する~本人も家族も孤立しないために~」をオンライン配信する。申込不要。東京都公式動画チャンネル「東京動画」から視聴できる。 東京都では、ひきこもりの状態にある人やその家族を支援する取組みを行っている。今回、取込みの一環として、ひきこもりで悩む本人や家族向けの講演会をオンラインで配信する。 講師は、社会福祉士・精神保健福祉士の長谷川俊雄氏(白梅学園大学子ども学部教授)。テーマは「家族がひきこもりについてどう理解したらいいか」。ひきこもりを「誰にでも起こりうること」とし、ひきこもっている状態をどう考えたらいいのか、ひきこもりの本人にどう接したらいいのか等についてヒントを伝える。 長谷川氏は「ひきこもりを解決しようとするとご本人もご家族も苦しくなります。そのうえに、家族の関係性が悪化して緊張や孤独を生み出してしまいます。外出できるようになっても、働くようになっても、ご本人の『困難』は続きます。ご本人が『ひきこもりを生きる』ことを支援することが大切です。そのために必要なことをお話します」とのメッセージを寄せている。 対象は、ひきこもりに悩む家族や本人、ひきこもりに係る支援に関心のある人等。申込不要。配信期間は、10月6日から2022年2月28日まで。東京都公式動画チャンネル「東京動画」から、誰でも何度でも視聴できる。動画URLは、配信開始日に東京都福祉保健局Webサイトに掲載される。パソコンの他、スマートフォンやタブレットでも視聴可能。無料だが、視聴に係る通信費等は視聴者負担となる。◆東京都ひきこもりに関する講演会「『ひきこもりを生きる』を支援する~本人も家族も孤立しないために~」配信期間:2021年10月6日(水)~2022年2月28日(月)対象:ひきこもりに悩む家族や本人、ひきこもりに係る支援に関心のある人(誰でも視聴できる)視聴方法:東京都公式動画チャンネル「東京動画」より配信動画を視聴する