【大学受験2022】併願校とスケジュールを決めよう…河合塾ポイント解説

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2021年11月1日、「受験校決定のポイント」を掲載した。第1志望校の入試で実力が発揮できるよう、併願校の決め方や受験スケジュールの立て方を具体的にアドバイス。受験校の比較検討に役立つ「サクセスプラン」も提供している。

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Kei-Net「受験校決定のポイント」
  • Kei-Net「受験校決定のポイント」
  • サクセスプラン~科目編~
  • サクセスプラン~スケジュール編~
 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2021年11月1日、「受験校決定のポイント」を掲載した。第1志望校の入試で十分に実力が発揮できるよう、併願校の決め方や受験スケジュールの立て方を具体的にアドバイス。受験校の比較検討やスケジュール管理に役立つ記入用紙「サクセスプラン」も提供している。

 「受験校決定のポイント」は、「併願校を決めよう」「受験スケジュールを立てよう」の2項目で構成。第1志望校の入試で十分に実力を発揮するためにも、併願校はしっかり検討しておく必要があるとして、受験校決定のポイントをわかりやすく紹介している。

 併願校を決めるうえでキーワードとなるのが「難易度」と「入試科目・配点」。入試の出題傾向は大学ごとに異なるため大学別に対策を行う必要があり、受験には体力も費用もかかるため、受験校数はある程度しぼり、ひとつひとつの入試に全力を注げるようにする必要がある。その際、「チャレンジ校1~2校」「実力相応校2~3校」「安全校1~2校」という「ダイヤモンド受験」を目安に検討することがポイントになる。

 また、入試科目が第1志望校と大きく異なると、併願校の対策に時間を取られ、第1志望校の対策に支障をきたしかねないため、併願校には第1志望校の入試科目を利用して受験できる大学・入試方式を検討するよう助言。各大学のさまざまな入試制度を上手に活用しながら、入試科目をそろえて負担を小さく、得意科目の配点は高く、受験料はなるべく抑える「賢い受験」が第1志望校合格につながるとしている。

 受験スケジュールのキーワードは「連続受験」と「受験順」。本番の入試は予想以上に体力を使うことから「連続受験は3日まで」とアドバイス。初めての入試は緊張して実力を発揮できないことがあることから、「安全校→実力相応校→チャレンジ校」の順に右肩上がりの入試難易度で受験できるのが理想。大学に合格すると手続締切日までに入学金等を納めなければ入学資格を失うことから、なるべく無駄な出費が抑えられるよう、合格発表日と第1次手続締切日の関係にも注意してスケジュールを立てることが大切だという。

 Kei-Netでは、受験校を比較検討する際に役立つ記入用紙「サクセスプラン」も用意。各大学の入試科目やボーダーラインが記入できる「科目編」、各大学の出願締切日・試験日・合格発表日・手続締切日を記入できる「スケジュール編」があり、Webサイトからダウンロードして活用できる。
《奥山直美》

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