クラーク記念国際高、JAXA宇宙教育センターと連携授業12/21

 クラーク記念国際高等学校は2021年12月21日、JAXA宇宙教育センターと連携した特別授業をオンラインにて開催する。特別授業では、生徒たちが月面での学校生活を想定した「宇宙制服」「宇宙給食」の提案を行う。

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クラーク記念国際高等学校がJAXA宇宙教育センターと連携授業
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 クラーク記念国際高等学校は2021年12月21日、JAXA宇宙教育センターと連携した特別授業をオンラインにて開催する。特別授業では、生徒たちが月面での学校生活を想定した「宇宙制服」「宇宙給食」の提案を行う。

 特別授業は、クラーク国際の開校30周年の記念事業「宇宙教育プロジェクト」の一つとして実施する。「宇宙教育プロジェクト」は、高校生による人工衛星開発・打上げおよび宇宙をテーマにした探究学習プログラムの開発により、未来のリーダー人材育成を目指す特別活動。生徒の中から「宇宙探究部」の部員を募り2021年7月に活動を開始。2022年度内の人工衛星打ち上げを目指しさまざまな活動を行っている。宇宙探究部は「人工衛星開発チーム」「国際広報チーム」「ミッション実行チーム」の3つのチームに分かれて活動し、人工衛星の打ち上げだけでなく、宇宙関連企業と連携したプログラムなども行っている。

 特別授業では、宇宙探究部に所属する生徒たちがJAXAに向け、月面での学校生活を想定した「宇宙制服」「宇宙給食」の提案を行う。出席者は、JAXA有人宇宙技術部門・宇宙飛行士運用技術ユニットの宇宙飛行士健康管理グループ・三澤拡氏、宇宙探究部生徒(クラーク記念国際高等学校)。

 特別授業「月面の学校生活での制服・給食」プレゼンテーションは、12月21日午後4時30分~午後6時30分、Zoomを利用して開催する。取材の申し込みをしたメディア等にはURLとPASSを渡すという。

 JAXA宇宙教育センターは、幼稚園・保育園、小学校、中学校、高等学校等の先生方と連携し、それぞれの現場に最適な「宇宙」を活用した授業づくりを支援している。クラーク記念国際高等学校は、1992年(平成4年)に開校。北海道深川市に本校を設置し、全国約50拠点で約1万人が学ぶ。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」を開発・導入。カリキュラムの柔軟性を生かし、生徒のニーズに合わせた特徴ある授業を展開している。
《田中志実》

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