医師人材コンサルティング事業等を展開する「医師のとも」は2022年1月5日、全国の医師を対象にしたアンケート結果を公表した。医師の7割は新型コロナウイルスの第6波が「来る」とし、収束時期は7月以降を予測している。 アンケートは、全国の20~80代の医師842人を対象に「新型コロナウイルス感染症の拡大および収束状況」をテーマに実施。2021年12月10日~12月19日、インターネットを利用して行った。 新型コロナウイルス感染症の第6波については、「来る」と回答した人がもっとも多く、7割を占めた。理由として、「オミクロン株が出現したため」「ワクチンを接種したとしても、抗体価(血中に含まれる抗体の量)が下がったころに流行すると思われる」「ウイルスは常に変異し続けているから」「冬は乾燥しやすく、また忘年会等のイベントによって人が集まる機会が確実に増えてきているから」等の他、「政府の考えが甘く、予防対策が徹底されないから」という意見もあった。 新型コロナウイルス感染症の収束時期を聞くと、「2022年7月以降」がもっとも多く39%、ついで「今後も収束の見通しは立たない」27%と続いた。「2022年7月以降」がもっとも多かった理由として、2021年12月より開始した新型コロナワクチンの3回目接種がある程度終わったタイミングで収束するのではという予想が多かったため。 その他の回答理由では、「集団免疫がいずれ達成されるから」「収束には内服薬の普及等が必要で、それにはもう少し時間がかかる」「国内だけでなく、諸外国も共に落ち着かないと収束とはいえない」等があった。 「今後も収束の見通しは立たない」と回答した人の理由としては、「今後も変異株が現れる可能性が高いため」「収束はしないが、風邪のように延々と続くのではないか」「収束は世論によるものであり、このレベルの感染症がなくなることはないと思う」等があった。
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