【高校受験2022】千葉県公立高入試、学力検査間を10分延長

 千葉県教育員会は2022年2月10日、2022年度(令和4年度)千葉県公立高等学校入学者選抜における新型コロナウイルス感染防止対策に係る追加措置について発表した。2月24日と25日の検査時間割のうち、受付・点呼の時間および学力検査の各教科の間隔をそれぞれ10分間延長する。

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一般入学者選抜の検査時間割の変更について
  • 一般入学者選抜の検査時間割の変更について
  • 海外帰国生徒の特別入学者選抜等の検査時間割の変更について
  • 地域連携アクティブスクールの入学者選抜等の検査時間割の変更について
 千葉県教育員会は2022年2月10日、2022年度(令和4年度)千葉県公立高等学校入学者選抜における新型コロナウイルス感染防止対策に係る追加措置について発表した。2月24日と25日の検査時間割のうち、受付・点呼の時間および学力検査の各教科の間隔をそれぞれ10分間延長する。

 千葉県教育委員会では、千葉県公立高等学校入学者選抜において、新型コロナウイルス感染症の感染防止に万全を期すため、追加措置の実施を決定した。

 2月24日と25日に実施する一般入学者選抜等については、当日の受付での混雑や休憩時間のトイレ等の混雑を緩和するため、検査時間割のうち、受付・点呼の時間および学力検査の各教科の間隔(昼食・休憩を除く)をそれぞれ10分間延長する。

 検査当日は、受検生に「健康観察シート(同意書)」の提出を求める。受験生は自宅で「健康観察シート(同意書)」に記入したうえで、各検査会場に持参し、提出する。検査会場では昼食時を除き、志願者にマスク着用を義務付ける。常時換気を行うため、志願者には防寒着等の暖かい服装の持参を呼びかけており、検査中も着用を認める。

 追検査および特例検査については、「本検査を一部でも受検した者は、追検査を受検することはできない」としていたが、新型コロナウイルス感染症の罹患等で検本査の一部の教科しか受験できず、未受検の教科等がある志願者にも特例的に受検を認める。ただし、追検査で受けることができるのは、本検査で受検していない教科等。追検査も受検できなかった場合は、特例検査の対象とする。

 保健所より新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者と特定されても、PCR検査等の結果が陰性で、検査当日も無症状であり、公共交通機関を利用せずに検査会場に移動することができれば、別室で受検することができる。なお、保健所により濃厚接触者に特定された志願者、または学校長により濃厚接触者の候補者に特定された志願者で、PCR検査等の行政検査を実施できない場合、無症状であれば別室での受検を認める。ただし、可能であれば、抗原定性キットにより陰性確認を行ったうえで受検することが望ましいとしている。

 特例検査は3月22日、全県統一問題の学力検査3教科(国語・数学・英語各50点の一括問題)を90分で実施する。学力検査を実施しない入学者選抜については、面接および作文を実施する。検査会場は、原則として志願者の在籍(出身)中学校の所在地に基づく県が指定した県内施設。選抜は募集定員の外枠で行う。

 2022年度千葉県公立高等学校入学者選抜では今後、一般入学者選抜、特別入学者選抜、地域連携アクティブスクールの入学者選抜、通信制課程の入学者選抜の出願を2月14日まで受け付け、2月17日と18日に志願または希望の変更を受け付ける。学力検査等は2月24日と25日。追検査は3月3日。合格発表は3月7日。
《奥山直美》

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