【高校受験2022】大阪府公立高、特別入学者選抜の志願状況(確定)水都国際1.44倍

 大阪府教育委員会は2022年2月15日、2022年度(令和4年度)大阪府公立高等学校特別入学者選抜の志願者数(最終)を公表した。全日制課程の専門学科は平均倍率1.19倍で、岸和田市立産業の1.68倍がもっとも高かった。

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 大阪府教育委員会は2022年2月15日、2022年度(令和4年度)大阪府公立高等学校特別入学者選抜の志願者数(最終)を公表した。全日制課程の専門学科は平均倍率1.19倍で、岸和田市立産業の1.68倍がもっとも高かった。

 2022年度大阪府公立高等学校特別入学者選抜の出願期間は、2月14日と15日(音楽科のみ2月1日と2日)。2月15日午後2時締切の志願状況は、全日制課程の専門学科を設置する高等学校では、募集人員1,082人に対して、1,290人が志願。平均競争率(志願倍率)は1.19倍となった。

 各校の競争率は、岸和田市立産業のデザインシステムが1.68倍で、もっとも高かった。この他、大阪市立水都国際(グローバル探究)1.44倍、大塚(体育)1.38倍、港南造形(総合造形)1.33倍、工芸1.22倍、桜宮(人間スポーツ科学)1.18倍、汎愛(体育)1.18倍等。

 全日制の課程・総合学科(エンパワメントスクール)を設置する高等学校は、募集人員1,680人に対して、1,472人が志願。平均競争率は0.88倍だった。各校の競争率では、和泉総合が1.02倍でもっとも高く、成城と長吉が0.99倍、布施北が0.93倍と続いた。

 多部制単位制I部およびII部(クリエイティブスクール)並びに昼夜間単位制を設置する高等学校は、募集人員365人に対して、志願者数は207人。平均競争率は0.57倍だった。その他、大阪府立豊中高等学校能勢分校に係る入学者選抜の志願者数も公表されている。

 特別入学者選抜の学力検査は2月17日に実施。全日制課程の専門学科における実技検査は、音楽科が視唱・専攻実技を2月13日、聴音を2月17日、工業に関する学科、総合造形科、美術科、体育に関する学科、グローバル探究科、演劇科、芸能文化科の実技検査が2月18日に実施。そのほか、総合学科(エンパワメントスクール)と多部制単位制I部およびII部(クリエイティブスクール)並びに昼夜間単位制の学力検査は2月17日、面接は2月18日に実施。合格発表はいずれも2月28日に行われる。
《木村 薫》

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