関西医科大学は2022年6月24日、2023年度(令和5年度)入学生より医学部学費を大幅減額すると発表。6年間の学費の総額を670万円引き下げることがわかった。特に、初年度学費は280万円の引き下げとなる。
今回の学費引き下げの目的について、関西医科大学は「多様性に富んだ学生に門戸を拡げ、人間性豊かな医療人を育成するため」ととしている。6年間の学費総額は2,770万円から2,100万円となり、従来の金額から670万円減の大幅な引き下げを行う。
特に初年度の学費は570万円から290万円へ変更となり、280万円の引き下げとなる。さらに、一般選抜試験(前期)第1次試験合格者のうち上位30名が対象となる特待生に選ばれると、初年度の学費は入学金(100万円)のみとなる。関西医科大学ではこれ以外にも各種奨学金制度などを準備し、多様なバックグラウンドを持ち将来多方面で活躍をしたい受験生をバックアップするという。
なお、詳細については「医学部募集要項」を参照してほしいとしている。