大学通信は、2023年度入試における「国公立大医学部に強い」高校ランキングを特集している。国公立大医学部に強い九州・沖縄の高校は、3位に熊本（熊本）、4位に青雲（長崎）、5位に鶴丸（鹿児島）がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。
ランキングは、2023年度入試で防衛医科大を除く国公立大医学部・医学科合格者数の上位校をまとめたもの。合格実績のある高校へのサンデー毎日・週刊朝日・大学通信の3社合同調査をもとに集計している（非公表の高校除く）。掲載データは、一部、集計中のため実際の合格者数が多いことや、浪人などの人数を含んでいないことがある。
6月14日更新の最新データによる国公立大医学部に強い九州・沖縄エリアの高校ランキングは、3位が「熊本（熊本）」合格者56人、4位が「青雲（長崎）」55人、5位が「鶴丸（鹿児島）」38人、6位が「修猷館（福岡）」と「昭和薬科大附（沖縄）」各34人、8位が「大分上野丘（大分）」27人、9位が「宮崎西（宮崎）」23人、10位が「小倉（福岡）」20人。
九州・沖縄エリアの高校は、全国版ランキングのトップ10のうち4校を占め、国公立大医学部に強い高校が多い。私立中高一貫校が上位に並ぶ中、中でも「熊本（熊本）」は公立校では全国版のトップに位置し、2023年度は九州大4人を含む56人の合格者を輩出している。
九州大学の合格者は、「青雲（長崎）」が2人、「修猷館（福岡）」が5人、「大分上野丘（大分）」が2人、「宮崎西（宮崎）」が1人、「小倉（福岡）」が3人など。沖縄県内随一の歴史ある私立進学校「昭和薬科大附（沖縄）」は、名古屋大学に1人、大阪大学に2人の合格者を出している。
同ランキングでは、国公立大医学部の合格者数を、東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、その他の国立大に分けて集計。ランキング1位・2位を含む、2023年「国公立大医学部」に強い九州・沖縄エリアの高校ランキングは、大学通信のWebサイトで確認できる。
なお、大学通信では最新のデータを随時更新しているが、詳細については各大学のWebサイトを参考にしてほしいとしている。
2023年「国公立大医学部」に強い高校ランキング九州・沖縄1位は？
