マスクして 素顔知らずに クラス替え…教育あるある川柳

 東洋経済新報社が運営する「東洋経済education×ICT」は、2022年5月1日から6月30日までに実施した「教育あるある川柳キャンペーン2022」の結果を発表する。最優秀賞1名、特別賞3名、入賞4名が選ばれた。

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教育あるある川柳キャンペーン結果発表
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 東洋経済新報社が運営する「東洋経済education×ICT」は、2022年5月1日から6月30日までに実施した「教育あるある川柳キャンペーン2022」の結果を発表。最優秀賞1名、特別賞3名、入賞4名が選ばれた。

 応募総数は、5,553作品。「教育に関するすべてのあるある」をテーマに、教員や教育従事者、親世代や学生から幅広い観点の作品が寄せられた。中には全国の学校の団体応募も有り、2021年を大きく上回る多くの人の参加があった。

 最優秀賞は、あるあるかーくんさんが受賞した。作品は「マスクして 素顔知らずに クラス替え」。審査員からは、「こういってるうちに卒業してしまいそうで、嗤(わら)えない現実に『ほろり』と来ました」とコメント。

 特別賞の作品と作者は、「生徒から 『ミュートですよ』と 照れワーク」ももぴさん、「部活顧問 無休と無給 二刀流」天和さん、「ICT 推進お達し FAXで」うさぎだつきえさんの3作品3名が受賞した。

 入賞は、「未提出 催促『いいね!』で返される」明治屋さん、「帰宅部に 入りたいよ 先生も」オメガさん、「難解語 講義念仏 夢浄土」ノブちゃんさん、「前髪が 少し長いな 眉下げよ」ちきさんの4作品4名が選ばれた。

 審査員の平井聡一郎氏(情報通信総合研究所ICTリサーチ・コンサルティング部特別研究員、文部科学省ICT活用教育アドバイザー)は、「今回の審査は、あくまで2022年としての川柳と言う基準で判断しました。ウイットに富みながらも、何かメッセージを持つ作品を選んだつもりです。選んだ作品はコロナ流行という未経験な環境で、ICTを使いこなし、新しい学びに取り組む先生と生徒の姿が伝わってくる作品でした。そして、応募された、どの作品からも学校の現状が伝わってきます。大変な状況の中でも、それを上手に受け止めている様子に嬉しくなります。私たち大人は大変だ大変だと悲観的になってる場合じゃないですね」と総評した。


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《大田芳恵》

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