【第1弾】、【第2弾】、【第3弾】に引き続き、使わなくなったクリヤーホルダーを使って作る「クリヤーホルダー活用術・第4弾」をご紹介します。今回は、クリヤーホルダーでつくる、丈夫で便利!「こんなのあるといいな」と思っていた、あるものを付けた「便利なノートカバー」です。
〈作り方〉
◆A4サイズのクリヤーホルダーを活用した「透明なノートカバー」
A4サイズのクリヤーホルダーを用意します。クリヤーホルダーの圧着部分を切り開きA3サイズに広げます。クリヤーホルダーにA5サイズのノートをのせて位置を決めます。折れ目のところにノート背を合わせて、ノートの厚みのところに印をつけ、ノートの背幅で折り目を付けます。
次にノートの表紙をいれるポケットになる部分を作ります。位置を決めたら、余分な部分を切り落とし、折り目の部分はクリヤーホルダーに定規をあてて、カッターで軽く傷つける程度にスッと線を引きます。ノートカバーの展開図の形を切り抜きました。

次にノート表紙をいれるポケットになる部分をテープで留めます。今回はテープを切るのに「テープカッターカルカット」(画像7)を使いました。テープの断面がまっすぐきれいに切れてギザギザしないので、テープ止めした箇所が気にならずきれいに留められます。これでまずは普通の「ノートカバー」ができました!

これからノートカバーを便利に使うためにカスタマイズしていきます。
◆カスタマイズその1「名刺ポケット」
打合せの時に名刺入れをもっていなくて急に必要になることがたまにありますよね。そんな時のために数枚だけいつもノートカバーに装着しておくと安心です。ノートカバーの裏表紙の表紙を入れる部分を名刺の幅でカッターで切り込みを入れます。クリヤーホルダー素材のノートカバーなので、カバーが固くてしっかりしているので切り込みをいれても表紙が切れて外れるようなこともなく、名刺をしっかり入れることができます。こんな感じにできました。

◆カスタマイズその2「下敷き付きノートカバー」
ノートを書くときにペンの筆圧で文字を書いた部分が裏にへこんでデコボコしたり、シャーペンの芯が裏写りしたりするのが気になるので、これまでもクリヤーホルダーを切って下敷き替わりにしていました。市販の固い下敷きよりクリヤーホルダーの下敷きの方がノートを書いたりページをめくったりするときに固さがちょうどいいのです。
しかし、持ち運びの時にペラッと落ちる時があるので、下敷きがノートカバーにくっついていたら便利なのに・・・と思っていたので今回作ってみることにしました。
ノートの表紙をいれるノートカバーの「わ」の部分をカッターで切ります。そして下敷きは、今回はA5サイズのノートを使っているので、半分に折ったときにA5サイズになるようにA4サイズの下敷きを作り、先程切り抜いた「わ」の部分に差し込みます。
これで左右から下敷きを差し込める「下敷き付きノートカバー」の完成です!

下敷きが必要のない人には無用な付属品かもしれませんが、これで下敷きを落とすこともなく、左右から下敷きを差し込めるので、ページが変わるたびに下敷きを差し替えする動作が半分で済みます。

あるといいな、をクリヤーホルダーで作ってみた「下敷き付きノートカバー」。さっそく明日から使ってみようと思います。