こくみん共済coop(全労済)は2022年8月31日、「なわトレマイページ」をリリースした。ゲーム感覚で楽しみながら体力向上を図るレクリエーションプログラム「なわトレ」内で、トレーニングの記録をつけることができる。
こくみん共済coopは、子供たちのすこやかな成長を応援し、助け合いの気持ちを未来へとつなぐため、2020年より「こどもの成長応援プロジェクト」を展開。そのうち、「子供の体力低下」に着目し、心身の健康を育むために、「こくみん共済こども保障タイプ」加入1件につき1本のなわとび・長なわを全国の児童館等に寄贈。これまでに累計8万408本のなわとび・長なわを寄贈している。
「なわトレ」は、子供たちがなわとびを使い、ゲーム感覚で楽しみながら体力向上を図ることができるレクリエーションプログラム。Webサイトにニックネームなどを登録すると、トレーニングの記録をつけることができる「なわトレマイページ」により、達成感を得ながら取り組むことができる。
難易度別に「うさぎコース」「カンガルーコース」「とらコース」の3種類のコースを用意している。自分のできる跳び方に応じてコースを選択。技の種類ごとに今まで跳んだ回数の累計を記録することができ、跳んだ回数に応じてポイント獲得・昇級するため、子供たちが達成感を得ながら取り組める。一度に既定の回数に到達しなくても、何度かチャレンジした合計の回数を登録できるので、コツコツ回数を積み上げていけば必ず昇級できるのが特長。
子供たちにとって難しい技でも挑戦しやすいように、「わざのおてほん動画」を制作。動画内ではプロなわとびプレーヤーである生山ヒジキ氏が跳び方や上手に跳ぶコツを紹介している。
「なわトレ」のプログラム開発では、パートナーシップを締結している児童健全育成推進財団の協力を経て、子供たちにとって最適なプログラムの検証(技の難易度や跳べる回数)を実施。子供たちにとって、より良いプログラムを目指し、子供の体力・運動能力向上の研究に取り組んでいる立教大学の松尾哲夫教授が監修し、より多くの子供たちに楽しんでもらいたいという思いから、東京都障害者スポーツ協会の髙山浩久氏もメニュー開発に協力している。「なわトレ」は、公式Webサイトで確認できる。