都立高校、進学指導重点校等がR5年度からも継続指定へ

 東京都教育委員会は、都立高校における2023年度からの進学指導重点校、進学指導特別推進校、進学指導推進校を指定したことを公表した。指定期間は2023年4月1日から2028年3月31日までの5か年。2022年度末までの指定校は、いずれのカテゴリーでも全校が継続指定となった。

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 東京都教育委員会は、都立高校における2023年度(令和5年度)からの進学指導重点校、進学指導特別推進校、進学指導推進校を指定したことを公表した。指定期間は2023年4月1日から2028年(令和10年)3月31日までの5か年。2022年度末までの指定校は、いずれのカテゴリーでも全校が継続指定となった。

 都教育委員会では、生徒ひとりひとりの能力を最大限に伸ばす学校づくりの一環として、進学対策に組織的・計画的に取り組む都立高校を進学指導重点校等に指定してきた。今回の指定・公表は、現在の指定期間が2022年度で終了することに伴うもの。

 2023年度からの進学指導重点校は、日比谷、西、国立、八王子東、戸山、青山、立川。選定基準に基づく過去3か年の適合状況をふまえるとともに各学校の取組状況などを総合的に勘案し、現在指定している7校を継続して指定する。選定基準は、現役受験生の共通テスト試験結果が「5教科7科目で受験する者の在籍者に占める割合がおおむね6割以上」「難関国立大学等に合格可能な得点水準(おおむね8割)以上の者の受験者に占める割合がおおむね1割以上」であること、ならびに、東京大学、一橋大学、東京工業大学、京都大学、国公立大学医学部医学科という「難関国立大学等の現役合格者数が15人」に達していること。

 進学指導特別推進校は、小山台、駒場、新宿、町田、国分寺、国際、小松川。進学指導重点校に次ぐ大学合格実績をあげる学校の中から各学校の取組状況等を総合的に勘案し、現在指定している7校を継続して指定する。

 進学指導推進校は、三田、豊多摩、竹早、北園、墨田川、城東、武蔵野北、小金井北、江北、江戸川、日野台、調布北、多摩科学技術、上野、昭和。進学指導特別推進校に次ぐ大学合格実績をあげる学校の中から地域ニーズ・地域バランスや学校の取組状況等を総合的に勘案し、現在指定している13校を継続して指定する他、上野高校および昭和高校を新たに指定に加え、15校となる。

 「進学指導重点校における選定基準適合状況」と「進学指導特別推進校および進学指導推進校における大学合格者数の状況」の3か年推移をまとめた資料が、各校の取組状況として同時に発表された。

《増田有紀》

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