【高校受験2023】神奈川県公立高、マークシート方式の留意点まとめ

 神奈川県教育委員会は2022年10月17日、2023年度(令和5年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜におけるマークシート方式に関するリーフレットを掲載。あわせて、学力向上進学重点校およびエントリー校18校のマークシート方式による特色検査について概要と留意点を公表した。

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 神奈川県教育委員会は2022年10月17日、2023年度(令和5年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜におけるマークシート方式に関するリーフレットを掲載。あわせて、学力向上進学重点校およびエントリー校18校のマークシート方式による特色検査について概要と留意点を公表した。

 神奈川県公立高等学校入学者選抜では、2017年度入試から共通選抜等の学力検査において「マークシート方式」を導入。記号選択式問題と記述式問題の併用で構成されており、2023年度入学者選抜においてもマークシート方式による学力検査が実施される。リーフレット「『マークシート方式』による公立高校入学者選抜学力検査の実施について」では、マークシート方式の特徴や注意点を説明している。

 学力検査で使用する筆記用具は、HBまたはBの黒鉛筆を推奨。シャープペンシルを使用する場合は芯の太さが0.5mm以上のものがよく、ボールペンの使用は不可。読み取りエラーが起きないよう、マーク欄は濃くはっきりと丁寧に塗りつぶす必要がある。記述式の解答の場合は、解答欄の枠からはみ出さないよう書き入れること。解答用紙は裏面を使用することもあるため、記入漏れがないようしっかり確認してほしい。

 マークシート方式による特色検査は、学力向上進学重点校(横浜翠嵐、川和、柏陽、湘南、厚木)とすべての学力向上進学重点校エントリー校(希望ケ丘、横浜平沼、光陵、横浜国際、横浜緑ケ丘、多摩、横須賀、鎌倉、茅ケ崎北陵、平塚江南、小田原、大和、相模原)の全18校の県立高校において実施する(横浜国際高校国際科国際バカロレアコースは除く)。

 マークシート方式の解答用紙は全18校において同じものを使用。記号選択式問題と記述式問題の併用で、全18校が共通して実施する「共通問題」と、各高等学校が選択して実施する「共通選択問題」で構成される。共通選択問題は学校が指定するため、受検者は選択できない。

 Webサイトでは、留意点についても掲載。解答用紙には当該高校で使用しない共通選択問題を含め、すべての問題の解答欄が印刷されているため、受検者が使用しない解答欄があり注意が必要。また、問題冊子の問題番号と解答用紙の問題番号を一致させるため、各高校における問題番号が問1、問2、問3、問4とはならない場合がある。マーク漏れや複数マーク、マーク欄のズレ等、ケアレスミスに注意したい。

 2023年度神奈川県公立高校入試における共通選抜は、2023年1月25日から2月1日まで出願を受付、2月6日から8日まで志願変更を受け付ける。学力検査は2月14日、面接・特色検査は2月14日・15日・16日に実施。追検査は2月22日、合格者の発表は2月28日に行う。


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