大手志向、商社・金融が上昇…就職ブランドランキング

 文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所が実施した、「2024入社希望者対象 就職活動 早期 就職ブランドランキング調査」によると、商社・金融系が軒並み順位をあげ、大手志向の学生が増加。IT・食品系の企業も大幅に順位をあげたことがわかった。

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2024入社希望者対象 就職活動「早期」就職ブランドランキング調査 総合順位TOP10
  • 2024入社希望者対象 就職活動「早期」就職ブランドランキング調査 総合順位TOP10
  • 2024入社希望者対象 就職活動[早期] 就職ブランド調査(1-20位)
  • 2024入社希望者対象 就職活動[早期] 就職ブランド調査(21-100位)

 文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所が実施した、「2024入社希望者対象 就職活動 早期 就職ブランドランキング調査」によると、商社・金融系が軒並み順位をあげ、大手志向の学生が増加。IT・食品系の企業も大幅に順位をあげたことがわかった。

 調査対象は2024年春入社希望の「ブンナビ」会員(現大学3年生、現大学院1年生)。調査期間は2022年4月1日から9月30日。有効回答数は8,472(うち、男子4,577・女子3,895/文系6,955・理系1,517)。

 調査は文化放送キャリアパートナーズ運営の就職サイト「ブンナビ」上でのWebアンケートと、文化放送キャリアパートナーズ主催の就職イベント会場での紙・アプリアンケートで実施。投票者1人が最大5票を有し、志望企業を1位から5位まで選択する形式で行われた。調査は、過去10年以上にわたり就職活動を行う学生に対して、年に3回「企業の就職ブランド」について調べている。

 コロナ禍での採用活動に慣れ、オンラインを活用しつつも、選考フローによって対面を取り入れるハイブリッド採用が主流となった。インターンシップもオンライン開催が主流となり、参加率も昨年より増加した。

 志望企業のランキングは、1位「伊藤忠商事」、2位「三菱商事」、3位「日本生命保険」。商社・金融系が軒並み順位をあげている。コロナ禍で安定を求める学生が増え、大手志向が増加傾向にあることと、早期のインターンを中心としたプロモーション量が大きく影響していると考えられる。ITや食品も大幅に順位をあげる企業が多い一方で、マスコミ・エンタメ系は順位を下げる結果となった。

◆2024入社希望者対象 就職活動「早期」就職ブランドランキング調査
<総合順位TOP10>
1位 伊藤忠商事
2位 三菱商事
3位 日本生命保険
4位 大和証券グループ
5位 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
6位 Sky
7位 東京海上日動火災保険
8位 損害保険ジャパン
9位 丸紅
10位 バンダイ


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