KIYOラーニングは2022年12月6日、オンライン資格取得講座「STUDYing（スタディング）」の司法試験・予備試験講座で、AIを活用して個人の学習データから現在の実力をリアルタイムで確認できる「AI実力スコア」機能の提供開始を公表した。
「AI実力スコア」はKIYOラーニングの登録商標でAI（機械学習）を活用して、個人の学習データから現在の実力をリアルタイムで確認できるもの。同機能は、すでにスタディング中小企業診断士講座をはじめ、宅建士講座、社会保険労務士講座、各種情報処理技術者講座等、6講座で先行して導入されている。同機能の利用者は累計で2万7,000人を超えている。今回の、最難関の国家試験である司法試験・予備試験講座への導入は7講座目となる。
AI実力スコアでは、スタディングに蓄積されている膨大な学習履歴データや問題の正答率、試験成績データ等の得点データをAIが分析し「あなたが今、試験を受けたとしたら何点取れるのか」をAIを使って予測する。これにより日々の学習を進める中で、現在の科目別・単元別の実力をリアルタイムで把握することができる。「あと何点取れば合格ラインに届くのか」「どこが苦手な単元なのか」等がわかることにより、効率的な試験対策をすることができる。
特に、今回リリースされる司法試験・予備試験講座では、初の試みとして、過去の講座受講生から提供された試験本番成績データもAIの機械学習の対象とした。AIがスコアをリアルタイムに予測する際に、同講座の学習履歴と試験本番の得点結果の分析を反映しているため、より正確な成績予測が期待できる。
また、全体スコア、科目別スコア、単元別スコアについて、全受講者中（過去1年間以内に学習した受講者中）の「あなたの位置」を表示する。これにより、他者と比較したときの、自分の強み・弱みがわかるため、さらに効率的な学習が可能になる。
現在、AI実力スコアが利用できる講座は、スタディング 司法試験・予備試験講座の他、中小企業診断士講座・宅建士講座・社会保険労務士講座・ITパスポート講座・応用情報技術者講座・基本情報技術者講座となっており、他の講座についても順次、導入が予定されている。
