京都大学は2022年12月7日、2025年度（令和7年度）特色入試入学者選抜方法等における変更について（予告）公表した。法学部が後期日程を廃止し学校推薦型選抜を開始する他、特色入試における大学入学共通テスト利用教科・科目に「情報I」を加える。
京都大学は、法学部と経済学部の2025年度特色入試について一部変更（予告）を発表。法学部は、2025年度特色入試より、試験実施方式として後期日程を廃止し、学校推薦型選抜を実施。募集定員は20人とする。各学校長が推薦できる人数は2人まで。ただし、男子は1人までとする。
第1次選考は提出書類により実施し、2024年11月下旬に結果発表予定。第2次選考は、英語の文章を題材に日本語で解答する小論文試験を課す。読解力、論理的思考力、日本語による表現力等について小論文試験の成績で評価し、2025年1月上旬に結果発表予定。最終合格者は、第2次選考に合格した者で、大学入学共通テストの合計得点がおおむね80%以上の受験者を合格者とする。
経済学部も法学部同様、推薦人員について変更。各学校長が推薦できる人数を、従来の「文系型、理系型それぞれ2人まで」とする要件から、「文系型、理系型それぞれ2人（男女ともに在学する学校における男子の上限はそれぞれ1人）まで」に変更する。
また、「令和7年度 特色入試における大学入学共通テスト利用教科・科目について（予告）」もあわせて公表。全学部学科・コースにおいて「情報I」を利用科目に加える。大学入学共通テストの利用教科・科目にかかる経過措置については、別途改めて公表する予定。
