【大学入学共通テスト2023】2人が不正行為、定規使い全教科無効

 2023年度(令和5年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)の本試験が2023年1月15日に終了した。大学入試センターによると、1月15日午後8時現在、定規の使用で2人の不正行為が発覚した。不正行為をした場合は、すべての教科・科目の成績が無効となる。

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大学入試センター公式Webページ
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  • 2023年度大学入学共通テスト受験者に向けた不正行為防止に関するリーフレット
  • 共通テスト受験のために試験場に向かう受験生たち

 2023年度(令和5年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)の本試験が2023年1月15日に終了した。大学入試センターによると、1月15日午後8時現在、定規の使用で2人の不正行為が発覚した。不正行為をした場合は、すべての教科・科目の成績が無効となる。

 不正行為が発覚したのは、共通テスト2日目の1月15日に東京都で1人、静岡県で1人の合計2人。いずれも定規を使用したという。

 不正行為をした場合は、その場で受験の中止と退室を指示され、それ以後の受験はできなくなる。また、受験した大学入学共通テストのすべての教科・科目の成績が無効となる。

 大学入試センターでは「机の上に置けるもの」を受験番号票に明記する他、事前に学校を通じて受験者にリーフレットを配布し、不正行為防止の注意を喚起していた。

 2023年度共通テストは、全国679会場で実施され、51万2,581人が出願した。

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《工藤めぐみ》

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