1人暮らし「近い・安い・住みやすい」ランキング…1位亀有駅

 住まいの情報を伝えるサイト「LIFULL HOME'S PRESS(ライフルホームズプレス)」は2023年1月10日、「【一人暮らし×都心通勤・通学編】住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング2023」を発表した。

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  • 都心に通いやすく、住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング1位~10位
  • トップ10には北千住駅や川崎駅など、城東エリアや東京との県境駅がランクイン

 住まいの情報を伝えるサイト「LIFULL HOME'S PRESS(ライフルホームズプレス)」は2023年1月10日、「【一人暮らし×都心通勤・通学編】住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング2023」を発表した。

 ランキングは、都心の職場や学校に通いやすい駅として、JR山手線各駅と、山手線各駅から20分圏内にある駅を対象に集計。また、駅ごとの対象物件の平均家賃と、駅周辺の施設(スーパー、コンビニ、公園、飲食店他)充実度から、理論家賃(駅周辺の住みやすさに見合う妥当な家賃)を算出。理論家賃と比べ、実際の平均家賃が安い駅をランキング化したもの。対象物件は、築40年以内、駅徒歩15分以内、1R・1K・1DK、10平米~45平米未満の賃貸マンションとする。

 調査の結果、1位は「亀有駅(JR常磐線・東京都葛飾区)」、2位は「川口駅(JR京浜東北線・埼玉県川口市)」、3位は「金町駅(JR常磐線・東京都葛飾区)」と、東京23区の城東エリア、また東京と埼玉の県境となる川口エリアの代表駅がランクインした。

 1位の亀有駅は、大手町駅まで24分、東京駅まで33分、新宿駅まで40分と交通利便性が高く、駅から徒歩15分以内でアクセス可能な施設の充実度をスコア化した「駅周辺充実度」は100点満点のうち85ポイントとなった。また、駅周辺の施設充実度から算出した理論家賃12万6,200円に比べ、平均家賃が8万1,000円ともっとも安かった。

 2位の川口駅は、理論家賃と平均家賃との差額がマイナス4万3,800円と、亀有駅に続き僅差で2位となった。2021年のJR駅別乗車人数が、埼玉県内で大宮、浦和に次ぐ3位で、埼玉エリアの中心駅の1つとなる。また池袋駅まで19分、新宿駅まで24分、渋谷駅まで30分と、東京の主要駅に30分前後でアクセスでき交通利便性にも優れている。

 3位の金町駅は、JR常磐線と京成金町線、直通運転の東京メトロ千代田線が利用できる。交通利便性に優れながらも平均家賃が7万6,800円と、今回のランキングトップ10の中で、2番目に低い金額だ。下町情緒が残る街並みが魅力だが、駅の南口・北口それぞれで再開発が進んでいる。また、中古マンションの価格は上昇傾向にある。一般的に家賃は、売買価格の変動より遅れて動く傾向があるため、早いうちに部屋を借りると、比較的安い家賃のまま、街の利便性を享受できる可能性がある。

 トップ10には、北千住駅や川崎駅等、城東エリアや、東京との県境駅がランクインした。ランキングの詳細は「LIFULL HOME'S PRESS」のWebサイトで読むことができる。

◆住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング2023
1位「亀有駅(JR常磐線)」
2位「川口駅(JR京浜東北・根岸線)」
3位「金町駅(JR常磐線)」
4位「川崎駅(JR東海道本線)」
5位「堀切菖蒲園駅(京成本線)」
6位「新小岩駅(JR総武線)」
7位「吉祥寺駅(京王井の頭線)」
8位「小岩駅(JR総武線)」
9位「綾瀬駅(JR常磐線)」
10位「北千住駅(JR常磐線)」

《宮内みりる》

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