「国際系」1位は…2022学部系統別実就職率ランキング

 大学通信は2022年末から「2022年学部系統別実就職率ランキング」を公開している。第3弾として取り上げる「国際系」は、3位に金沢大・国際学類、4位に昭和女子大・国際学部、5位に中部大・国際関係学部がランクイン。1位、2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

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2022年学部系統別実就職率ランキング【国際系】1~15位
  • 2022年学部系統別実就職率ランキング【国際系】1~15位
  • 2022年学部系統別実就職率ランキング【国際系】16~30位

 大学通信は2022年末から「2022年学部系統別実就職率ランキング」を公開している。第3弾として取り上げる「国際系」は、3位に金沢大・国際学類、4位に昭和女子大・国際学部、5位に中部大・国際関係学部がランクイン。1位、2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

 ランキングは、医科・歯科の単科大等を除く全国743大学を対象に今春の就職状況を調査。555大学から得た回答(2022年8月15日現在)をもとに、系統別に学部実就職率上位校をまとめた。実就職率(%)は、「就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100」で算出。文部科学省が推奨する「就職率=就職希望者数に占める就職者の割合」と区別するため「実就職率」という表記を用いた。なお、算出方法が異なるため、各大学が公表している就職率と異なる場合がある。

 ランキングには、卒業生数が80人未満の小規模学部、通信教育学部、2部・夜間主コースのみのデータは未掲載。東京大等のデータを未公表、または未集計の大学・学部も掲載していない。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載している。

 4位は実就職率94.8%の昭和女子大・国際学部。「国際学科」は、英語+1言語(中・韓・べトナム・独・仏・スペイン)を学び、ボストン、上海、ソウル、スペイン、ベトナムいずれかへの留学を原則必修として、実践的運用レベルまで鍛える。「英語コミュニケーション学科」では、海外キャンパス「昭和ボストン」への留学が原則必修。その後は多数の学生が世界各地で認定留学に参加する。さらに、中国、韓国、アメリカ、オーストラリアの大学とのダブル・ディグリー・プログラムを展開し、多くの修了者を輩出している。

 5位は実就職率94.7%の中部大・国際関係学部。6位は実就職率94.6%の昭和女子大・グローバルビジネス学部が続いた。

 昭和女子大・グローバルビジネス学部は、企業との協働プロジェクト等を通してビジネスセンスを磨く「ビジネスデザイン学科」と、日商簿記やファイナンシャル・プランニング技能士といった資格取得を通じてビジネスに不可欠な基礎知識を身に付ける「会計ファイナンス学科」を設置。海外キャンパス「昭和ボストン」への留学やダブル・ディグリー・プログラムも実施し、ビジネス力とグローバル力の両輪を育成する。

 「国際系」では、トップ10のうち国立大が4校、公立大が2校と、国公立大の躍進が目立つ。大学通信のWebサイトでは、国際系実就職率ランキング1位の大学についても、ランキング結果に結びついた分析を含め紹介している。

2022年実就職率ランキング「国際系」1位は?


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《畑山望》

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