秋田県教育委員会は2023年2月13日、2023年度(令和5年度)秋田県公立高等学校入学者選抜の1次募集 志願状況(確定)を発表した。全日制1次募集全体の総志願者は、募集人数6,752に対して5,912人が志願し、志願倍率は0.88倍となった。
秋田県公立高等学校入学者選抜は、2023年度より新たな入試制度を導入。これまで1月下旬に実施していた前期選抜と3月上旬に実施していた一般選抜をあわせて1次募集とし、従来の前期選抜の趣旨を継承する「特色選抜」と「一般選抜」を同日に実施する。1次募集は公立高等学校の全学科で実施、全受検者に共通の5教科の学力検査を課す。
2023年度秋田県公立高等学校入学者選抜1次募集の特色選抜・一般選抜は、出願を2月2日から7日正午まで、志願先変更を2月9日から13日正午まで受け付けた。全日制1次募集全体の総志願者は、募集人数6,752に対して5,912人が志願し、志願倍率は0.88倍だった。志願倍率を地域別にみると、県北0.83倍、中央0.95倍、県南0.81倍となっている。
1次募集は、特色選抜1,729人、一般選抜5,023人の計6,752人を募集。特色選抜は1,093人、一般選抜(併願を除く)は4,819人が志願し、総志願者数は5,912人。志願倍率は、特色選抜が0.63倍、1次募集全体で0.88倍となった。
特色選抜で志願倍率がもっとも高かったのは、秋田(普通・理数)1.54倍。ついで、大曲工業(電気)1.36倍、湯沢翔北(普通)1.33倍、大館鳳鳴(普通・理数)1.24倍、秋田中央(普通)1.23倍等。
特色選抜と一般選抜をあわせた1次募集全体の志願倍率は、秋田工業(建築)1.46倍が最高倍率となり、秋田工業(電気エネルギー)1.43倍、秋田工業(機械)1.39倍、秋田中央(普通)1.28倍、由利工業(機械)1.26倍等が高倍率となった。その他、秋田(普通・理数)1.20倍、秋田南(普通)1.14倍、秋田北(普通)1.18倍、横手(普通・理数)1.03倍、大館鳳鳴(普通・理数)1.01倍等。
1次募集は今後、3月7日に学力検査等を実施。合格発表は3月15日。2次募集の出願受付は3月17日・18日、面接等は3月22日、合格発表は3月24日に行う。