じゅけラボ予備校は2023年2月17日、中学生の子供が、塾・家庭教師のサービスを受けたことがある保護者を対象とした「塾・家庭教師の費用に関するアンケート調査」の結果を発表した。安いと思う料金は、7割以上が「2万円未満」と回答した。
「中学生の塾・家庭教師の費用に関するアンケート」は、中学生の子供が、塾・家庭教師のいずれか、または両方のサービスを受けたことがある保護者550名を対象にインターネットで実施した。
「学習塾または家庭教師で、高校受験を目的とした英語・数学・国語・理科・社会の5教科指導の場合、どのぐらいの料金が妥当だと思うか」の質問に対し、もっとも多い回答は「1万5,000円以上2万円未満」で20.9%、ついで「2万円以上2万5,000円未満」が16.7%、「2万5,000円以上3万円未満」が14.4%だった。
「学習塾または家庭教師で高校受験を目的とした英語・数学・国語・理科・社会の5教科指導の場合、どのぐらいの料金だと『安い』と感じるか」の質問では、「1万円未満」が27.1%で最多。ついで「1万円以上1万5,000円未満」25.5%、「1万5,000円以上2万円未満」20.5％と、2万円未満が7割以上を占める結果となった。
「学習塾または家庭教師で指導を受けていた（現在受けている場合も含む）科目」は、「数学」が455人、「英語」が424人、「国語」が271人という結果になり、英語と数学が多数を占めた。
「受講の教科数」では、「5教科」が29.6%、「2教科」が26.9%、「3教科」が16.0%となった。中学生の塾・家庭教師の指導は、ピンポイントでの対策より、全科目の指導が求められていることがわかった。
