神奈川県教育委員会は2023年2月24日、2023年4月1日付け公立高等学校転入学・編入学者選抜の実施計画を発表した。全日制課程は県立132校と市立14校で選抜を実施する。志願受付締切は3月17日、学力検査は3月20日に各志願先高校にて行う。
神奈川県内の公立高校では、県外等からの一家転住や海外帰国生徒等のための転入学・編入学者の選抜を年4回実施している。4月1日付け転入学・編入学者選抜の対象者は、2023年度（令和5年度）入学生を除く。
募集は、保護者の転居にともなう県外からの転入者や県内在住で教育的配慮を必要とする特別な事情を有する者等および海外帰国による編入学者が対象となる「募集学年区分A」と、県内公立高等学校の在籍者で、積極的な理由に基づく進路変更を希望する者が対象となる「募集学年区分B」の2区分で行われる。なお、区分Bは原則、同一学科間で第2学年に限る。
全日制の転・編入学選抜は、横浜翠嵐、湘南、柏陽等、県立132校と、横浜サイエンスフロンティア等、市立14校で実施される。志願は3月17日まで各校にて受け付け、3月20日に学力検査を実施する。
定時制は県立20校と市立7校、通信制は県立2校で選抜を実施。学力検査等は3月16日～31日までの間で各学校長が定めた日で行われる。志願受付は原則、定時制が学力検査日の前日、通信制は前々日までに締め切る。
募集人員は各校で異なる。詳細は2月27日以降に神奈川県教育委員会教育局（転編入学情報センター）まで問い合わせる。今回公表された資料には、欠員がないため実施しない区分や募集学年等、1月27日時点の各校の情報が一覧でまとめられている。
