子供の教育費の捻出方法、1位は「生活費」

 ARINAが運営する、幼児や小学生の保護者向け教育メディア「おうち教材の森」が実施したアンケート調査によると、子供の教育費の捻出方法の1位は「生活費」だった。

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「子どもの教育費の捻出方法は?」アンケート調査
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  • 「子どもの教育費の捻出方法は?」アンケート調査結果

 ARINAが運営する、幼児や小学生の保護者向け教育メディア「おうち教材の森」が実施したアンケート調査によると、子供の教育費の捻出方法の1位は「生活費」だった。

 アンケート調査の方法はインターネット。調査時期は2023年1月17日。対象は中学生以下の子供がいる、10代から60代の保護者200人。

 「子どもの教育費の捻出方法は?」という問い対し、1位の回答は「生活費」で58人、2位は「貯金」で53人。調査した半数以上が「生活費」や「貯金」から教育費を捻出していることがわかった。3位は「学資保険」の36人、4位は「児童手当」の25人、5位は「祖父母からの支援」の10人と続く。

 1位の「生活費」と回答した人からは、「いつもそこから出しているから」「シングルのため貯金もなく、また、祖父母からの援助もしてもらえないため、生活費を削るしかありません」等の声が寄せられた。

 2位の「貯金」と回答した人からは、「親は頼れないので、株を売って崩すのも考える」「大学生の学費は主に貯金から支払っています。大学生に対しては、祖父母からの支援もあります。高校生までの学費は生活費から支払いました(公立小中→私立高校)」とったコメントも。

 3位の「学資保険」と回答した人からは、「そのための学費保険です」「必要な時に確実に準備できるように、月々貯めておくほうが自分たちには合っているため」等の意見が集まった。

 子供が通っている学校や塾にもよるが、成長するにつれて教育費の割合は増えていく。子供が小さいうちから少しでも貯金ができると、教育費が多くかかるようになったとき、家庭への負担を軽減できるかもしれない。

《藤本ゆう子》

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