女子小学生アンケート…がんばりたいこと1位「勉強」

 小学館は、「ぷっちぐみ」「ちゃお」2023年2月号にて掲載した「2023年にがんばりたいこと」と「お年玉」に関するアンケート結果を発表した。今どきの女子小学生の今がんばりたいことや、お年玉事情からみえるリアルを、両誌の編集長からのコメントと共にレポートする。

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女子小学生の勉強イメージ
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  • 低学年JS「ぷっちぐみ」読者の2023年、頑張りたいこと
  • 高学年JS「ちゃお」読者の2023年、頑張りたいこと
  • 低学年JS「ぷっちぐみ」読者お年玉はいくらもらった?
  • 高学年JS「ちゃお」読者お年玉はいくらもらった?
  • 低学年JS「ぷっちぐみ」読者のお年玉のおもな使い道
  • 高学年JS「ちゃお」読者のお年玉のおもな使い道
  • 低学年JS「ぷっちぐみ」読者毎月のおこづかいはいくら?

 小学館は、「ぷっちぐみ」「ちゃお」2023年2月号にて掲載、収集した「2023年にがんばりたいこと」と「お年玉」に関するアンケート結果を発表した。今どきの女子小学生の今がんばりたいことや、お年玉事情からみえるリアルを両誌の編集長からのコメントと共にレポートする。

 小学館は小学校低学年女児向け雑誌「ぷっちぐみ」、少女まんが誌15年連続部数No.1「ちゃお」の読者とその家族を対象にした読者アンケートを両誌創刊以来、定期実施。2022年8月には、女子小学生(JS)のリアルな本音を各編集部の視点で定期レポートする「JS研究所」を発足した。

 2月号のアンケートトレンド調査では、「2023年にがんばりたいこと」の第1位が低学年・高学年JS共に「勉強」という結果に。勉強の中でも、特に「算数」をがんばりたい子が多くみられた。また、「自分で行動する」「自分のことは自分でやる」等、自分の行動に強い責任をもった目標を立てる子もみられた。

 「お年玉事情」については低学年・高学年JS共に、お年玉の金額「1万円以上~3万円以下」が最多となった。お年玉は堅実に「貯金」するのが現代のJSのスタンダードという傾向も見られた他、低学年JSは「文具」「リュックサック」を買う等、就学・入学準備関連にお年玉を使うという回答も複数得られた。

 ちゃおの編集長は、「ちゃおっ娘は実は堅実派。お年玉はすぐに使ってしまうのではなく、一度貯金し、何か欲しいものがあったときに貯金をおろして購入するというように、親御さんとの約束がしっかりできている気がします。さらに学校の勉強にも真正面から取り組んでいる姿が浮き彫りになりました。今年はみんな『お勉強を頑張る!』ということなので、読めば頭の良くなるコミック等を企画していこうと思っています!」とコメントした。

 また、ぷっちぐみの編集長は「がんばりたいこと1位『勉強』、2位『なわとび』という結果は、例年通りでした。なわとびはいろいろな飛び方を練習しているようです。3位の『算数』に関しては、苦手意識のあるお子さんが多い中、それでもがんばりたいという努力型な姿勢が多く見受けられました。お年玉の使い道では『貯金』が1位に上がっているのは編集部でも驚きました。3位の『その他』の中でも(お年玉を)親に預けたという意見が多く、1位と同意見で、玩具等を買うという消費行動より、将来のために貯蓄するという意識が高い結果となりました。努力型で賢いお子さんが最近は特に多いなあ、と思います。日本社会の堅実さ、各家庭内の空気感を敏感に反映しているのではないでしょうか」とコメントを寄せている。

《いろは》

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