アメリカ留学、給付型「フルブライト奨学生」募集

 日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は2023年3月15日、日本人を対象とした「2024年度フルブライト奨学生」の募集を開始した。応募はオンラインのみで、5月15日まで受け付ける。

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2024年度フルブライト奨学生募集
  • 2024年度フルブライト奨学生募集
  • フルブライトの研修にて
  • J. ウィリアム・フルブライト上院議員

 日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は2023年3月15日、日本人を対象とした「2024年度フルブライト奨学生」の募集を開始した。応募はオンラインのみで、5月15日まで受け付ける。

 フルブライト奨学金制度は、奨学生にそれぞれの専門分野の研究を進めるための財政的援助を行うとともに、何らかの形で日米の相互理解に貢献できるリーダーを育成することを目的としている。フルブライターと呼ばれる同窓生の多くが、教育、行政、法曹、ビジネス、マスコミ等さまざまな分野で活躍しているという。また、奨学生は各自の勉強・研究を行うだけでなく、留学先や地域社会・文化等のさまざまな活動に積極的に参加することで、両国に対するより一層の知見を広めることが期待されているという。

 2024年度の奨学生プログラムは、「大学院留学プログラム」「大学院博士論文研究プログラム」「研究員プログラム」「ジャーナリストプログラム」の4種類。応募要件、給付内容等はプログラムごとに異なる。

 対象となる学術分野は、米国研究、インド太平洋地域における日米関係、現代社会の諸問題、グローバル社会の課題、および教育。自然・応用科学分野に関連する研究計画の場合は、人文・社会科学分野を主眼とした学際的研究で、かつ政策、社会、または倫理に関わるもののみ応募対象になる。

 募集要項や各プログラムの詳細、最近の奨学生リスト等はWebサイトで確認できる。応募方法はオンラインのみで、応募は5月15日午後11時59分まで受け付ける。

《中川和佳》

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