トビタテ!留学JAPAN「新・日本代表プログラム」3千人超が応募

 文部科学省は2023年3月28日、トビタテ!留学JAPANの第2ステージとなる「新・日本代表プログラム」の高校生等(第8期)、大学生等(第15期)の応募状況を発表した。新1年生向けを除く募集枠に対して、高校生等1,857人、大学生等1,325人が応募した。

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  • トビタテ!留学JAPAN「新・日本代表プログラム」高校生等(第8期)、大学生等(第15期)応募状況について

 文部科学省は2023年3月28日、トビタテ!留学JAPANの第2ステージとなる「新・日本代表プログラム」の高校生等(第8期)、大学生等(第15期)の応募状況を発表した。新1年生向けを除く募集枠に対して、高校生等1,857人、大学生等1,325人が応募した。

 トビタテ!留学JAPANは、文部科学省が官民協働で取り組む留学促進キャンペーン。意欲と能力あるすべての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的に、当初2020年までの予定でキャンペーンを展開したが、新型コロナウイルス感染症の流行により留学を延期せざるを得なくなった学生等への支援を継続するため2022年度まで延長。コロナ禍で落ち込んだ留学数を2027年度までに少なくともコロナ前の水準に回復することを目指し、2023~2027年度「トビタテ!留学JAPAN」第2ステージを開始することを決定し、中心的な取組みとして「新・日本代表プログラム」で高校生等700名、大学生等250名の募集を開始した。

 今回、第2ステージ初の応募状況を公表。新高校1年生向けを除く「高校生等(第8期)」は、採用予定人数580人に対し、1,857人が応募。コース別にみると、「マイ探究コース」は採用予定300人に対し1,277人、「社会探究コース」は採用予定170人に対し416人、「スポーツ・芸術探究コース」は採用予定110人に対し164人が応募した。高校生等(第8期)は、新高校1年生向けの採用予定人数120人とあわせて全体で700人を採用予定。今後は4月下旬に採否結果を通知、7月10日~2024年3月31日に留学を開始する。

 新大学1年生向けを除く「大学生等(第15期)」は、採用予定人数225人に対し、1,325人が応募。コース別にみると、「イノベーターコース」は採用予定45人に対し61人、「STEAMコース」は採用予定90人に対し408人、「ダイバーシティコース」は採用予定90人に対し856人が応募。大学生等(第15期)は、新大学1年生向け25人とあわせて全体で250人を採用予定。今後は6月27日に採否結果を通知予定、8月1日~2024年3月31日に留学を開始する。

 なお、新高校1年生向けおよび新大学1年生向けは、4月3日~4月26日に応募申請を受け付ける。

《畑山望》

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