甲南女子大学は2023年4月6日、文学部メディア表現学科で、OpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」を取り入れた授業を展開すると発表した。学生がAIを活用し、理想の授業を考え、模擬授業を実施するグループワークを行うという。
甲南女子大学は、兵庫県神戸市にある5学部（国際学部・文学部・人間科学部・看護リハビリテーション学部・医療栄養学部）と大学院に2研究科（人文科学総合研究科・看護学研究科）を擁する女子総合大学。2020年に学園創立100周年、2024年には大学開学60周年を迎える。
2023年4月より、文学部メディア表現学科のメディア表現発展演習Iの授業において、OpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」を活用する。ChatGPTの使い方、AIと情報社会の現状や展望を学び、学生自らがAIを活用した理想の授業を考え、模擬授業のグループワークによる成果発表までを行う。AI技術の活用方法を理解し、情報ツールとして使いこなすことを目指すとしている。
同学科は、従来の写真、マンガ、アニメ等のメディアだけでなく、編集、インターネット、AI、プログラミングといったニューメディア等、さまざまな専門分野のメディア表現を横断的に学べるという。
