河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは、新課程が導入される2025年度入試における、国公私立大学の入試科目について、各大学からの公表内容を2023年3月15日判明分として取りまとめ公表した。
新課程に対応した2025年度入試では、大学入学共通テスト（以下、共通テスト）の教科・科目の再編等、大掛かりな変更が行われる。河合塾では、おもに例年志願者1万人超の大学と各地区の拠点となる大学が公表している内容をもとに取りまとめている。
国公立大は共通テストと個別試験の入試科目、私立大は一般選抜の判明情報を掲載。掲載大学（3月15日判明分）は、国公立大学が東京大学や京都大学等120大学。私立大学は慶應義塾大学、早稲田大学等24大学。
新科目「情報」について、東京大学は新学習指導要領に対応した出題教科・科目の変更にともない、文・理各類で「情報I」が必須。その他の国立大学においても9割以上の大学で必須となっている。私立大学では早稲田大学、上智大学等は、全学部で個別試験「情報」の出題は課さない。慶應義塾大学は、個別試験「情報」の出題は、総合政策学部と環境情報学部で選択制（情報I、情報II）、その他の学部では課さないとしている。
2025年度入試科目は、国公立・私立別で電子書籍版も公開している。なお、掲載内容については変更の可能性があるため、最新情報は各大学公表資料で確認が必要となる。
