アジア物理オリンピック、日本代表5名がメダル獲得

 モンゴルの首都ウランバートルで2023年5月21日から29日まで開催された「アジア物理オリンピック(APhO)」に日本代表の高校生等8名が参加し、金メダル1名、銀メダル1名、銅メダルを3名が獲得。メダル受賞者5名には文部科学大臣特別賞が贈られる。

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 モンゴルの首都ウランバートルで2023年5月21日から29日まで開催された「アジア物理オリンピック(APhO)」に日本代表の高校生等8名が参加し、金メダル1名、銀メダル1名、銅メダルを3名が獲得。メダル受賞者5名には文部科学大臣特別賞が贈られる。

 アジア物理オリンピック(APhO)は、毎年7月に行われる国際物理オリンピック(IPhO)の前哨戦となる地域限定の国際大会で、開催国を持ち回りして毎年開催されている。参加資格は、20歳未満かつ大学等の高等教育を受けていない高校生等。成績優秀者には、基準点の90%以上に金メダル、78%以上に銀メダル、65%以上に銅メダル、50%以上に優秀賞が与えられる。

 第23回アジア物理オリンピックは、モンゴルの首都ウランバートルで5月21日から29日に開催され、28か国・地域から196名の生徒が参加した。日本は2021年より参加。3回目となる今回は代表選手8名が参加し、金・銀・銅あわせて5つのメダルを受賞した。

 金メダルは市立札幌開成中等教育学校(北海道)6年生の岩下幸生さん、銀メダルは大手前丸亀高等学校(香川県)3年生の今村晃太朗さん。銅メダルは、灘高等学校(兵庫県)3年生の田中優希さんと、筑波大学附属駒場高等学校(東京都)3年生の揚妻慶斗さんと東川レオンさんの3名が獲得。メダル受賞者には、文部科学大臣特別賞が贈られる。

 今後、APhOに参加した8名のうち、5名は7月開催の国際物理オリンピックの日本代表選手として参加する。

《川端珠紀》

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