新・トビタテ!留学JAPAN、第8期高校生…443校708人採用

 文部科学省は2023年6月6日、2023年度トビタテ!留学JAPANの第2ステージ「新・日本代表プログラム」の高校生等対象(第8期)選考結果を公表した。高校生コース(第8期派遣留学生)の採用者数は、443校708人。

教育・受験 高校生
第8期派遣留学生選考結果
  • 第8期派遣留学生選考結果
  • 第8期派遣留学生選考結果<応募者数、採用者数>
  • 第8期派遣留学生選考結果<採用者の各種内訳>
  • トビタテ!留学JAPAN

 文部科学省は2023年6月6日、2023年度トビタテ!留学JAPANの第2ステージ「新・日本代表プログラム」の高校生等対象(第8期)選考結果を公表した。高校生コース(第8期派遣留学生)の採用者数は、443校708人。採用を祝した壮行会および事前研修は、6月10日・11日に東京、6月17日に大阪で実施する。

 文部科学省が官民協働で取り組む留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」は、コロナ禍で落ち込んだ留学数を2027年度までに少なくともコロナ前の水準に回復することを目指し、2023~2027年度にかけて「トビタテ!留学JAPAN」第2ステージを開始。2023年度は「新・日本代表プログラム」として高校生など700名、大学生など250名を募集した。

 今回、高校生コースの選考結果を公表。2023年度トビタテ!留学JAPAN第2ステージ新・日本代表プログラムの高校生コース(第8期派遣留学生)の応募者は、2年生以上が1,857人、1年生が381人、計2,238人。その内、2年生以上587人、1年生121人、計708人が採用された。学校数でみると、応募者の在籍校数は919校、採用者の在籍校数は全国443校となった。なお、2年生以上と1年生の重複は1校としてカウントしている。

 コース別の採用者数は、「マイ探究コース」が390人、内1年生枠は65人。「社会探究コース」が212人、内1年生枠は43人。「スポーツ・芸術探究コース」が106人、内1年生枠は13人。

 採用生徒の留学先は、アジア101人、大洋州122人、北米240人、中南米10人、欧州189人、アフリカ(中近東含む)46人。留学先は世界52か国・地域にのぼる。また、留学期間は、14~31日間の「ショート」が521人で最多。32~124日間の「ミドル」が167人、125~365日間の「ロング」が20人となった。

 高校生コース(第8期派遣留学生)の採用者を対象とした、派遣を祝う壮行会と交流会は、東京会場が6月10日・11日、大阪会場が6月17日に実施。同日、事前研修も開催する。

 なお、事業にかかる費用は民間企業などからの支援をもとにしており、5月31日現在の支援額は69社・団体より計33.5億円にのぼる。企業・団体からの支援は引き続き募集している。

◆2023年度トビタテ!留学JAPAN第2ステージ新・日本代表プログラム
高校生コース(第8期派遣留学生)壮行会・事前研修
【東京会場】
日時:2023年6月10日(土)・11日(日)10:00~18:30
場所:文部科学省3階講堂(東京都千代田区霞が関3‐2‐2)
【大阪会場】
日時:2023年6月17日(土)10:00~18:30
場所:公文教育会館(大阪府大阪市淀川区西中島5‐6‐6)
※各会場、壮行会・交流会10:00~11:55、事前研修12:10~18:30

《畑山望》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top